やまがた「探究型・SDGs」教育旅行

所要時間	９０分　～　１２０分

　新潟県との県境に位置する山形県小国町は、東京23区よりやや広い面積で、その約94％を森林が占める地域。全国でも有数の豪雪地帯でもあり、灯油の消費量は一世帯当たり年1,000リットル程。化石燃料に頼り、消費し続ける社会のままで良いのか？との疑問からペレットマンの歩みがスタートしました。
　目指すは、森林資源が豊富な小国町の特性を活かした「ペレットストーブ」や「薪ストーブ」の販売を通じたエネルギーの地産地消と地域経済循環。
　本プログラムでは、暮らしの道具としてのペレットストーブを通して、今後のエネルギーのあり方について考えると共に、焚き火✖焼きマシュマロ体験では、人間の営みの原点ともいえる「炎（火）のある暮らし」の気持ち良さを体感いただきます。　　　　　　　　　

学習のポイント

●仙台から地元小国町に戻り、店長としてガソリンスタンド勤務時に感じた違和感。このまま化石燃料を遠い海外から輸入し、消費し続ける社会で良いのか？
　たどり着いた答えは、慣れ親しんだ地元の風景の中に。エネルギーの地産地消に向けた取り組み、炎（火）のある暮らしの気持ち良さを是非現地で体感下さい。
①日本のエネルギー自給率ってどれくらい？化石燃料に依存しない、地域特性に
　合わせたエネルギーの地産地消について考える！
②まるで板チョコ!? 福祉作業所製造の地元間伐材と廃棄ローソクで作った着火材！
③焚き火✖焼きマシュマロ体験、火を囲んで仲間と語り合おう！

事前学習

●再生可能エネルギーの種類、特徴について調べてみよう。
●日本のエネルギー自給率やエネルギーがどこから調達されているのか調べてみよう。

現地学習

●ペレットマンについて
　木質ペレット、暮らしの道具としてのペレットストーブ活用に
　よるエネルギーの地産地消に向けた取り組み
●焚火✖焼きマシュマロ体験
　地元の山で採ったクロモジの枝にマシュマロをさして焼きます。
　炎（火）のある気持ち良さ、火を囲んで仲間と語り合おう！

事後学習

●自分の住む地域に最適な地産地消エネルギーについて、話し合いまとめてみよう。