ダリア日記
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天竺牡丹日記 Vol.20
日本のプロ野球もセ、パ両リーグが開幕した。
WBCで日本が優勝したことで大変な盛り上がり、野球の人気も復活しそうな勢いである。
日本の優勝には、その実力を誰もが認めることだろうが、日本の運命を変えたメキシコチームの活躍にも感謝しなければならない。
さて、「ダリアのふるさとメキシコ!」
熱帯(中央)アメリカでの探検を進めているフンボルトの活躍に戻りたいと思う。(天竺牡丹日記 Vol.18)
ある日、メキシコシティーから西にある鉱山の調査に出掛けた一行の前に、一面に野生しているダリアの姿が現れます。発見されたところは熱帯ながらも海抜1500mの地方であり、このことによりダリアが冷涼な高地産のものとして初めて認識されるのです。
1804年フンボルトはヨーロッパに帰ると、数多くの報告を行いますが、その中に「ダリアが冷涼な土地を好む花として」発表されるのである。(球根か種子を持ち帰ったとの記録もあり)
温室栽培によって枯渇させて頭を悩ませていた植物学者、この報告・発表によりダリアの本格的な研究の始まるのである。
それにしても、メキシコには感謝、感謝、感激!
2006.04.01:
acocotori
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