朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報

朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
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 玉石橋のたもとに昭和14年(1938)に建てられた朝日橋竣工記念碑があります。施工関係者4人の寄付によるもので、50分の1の構造図が刻まれてあり、施工にかけた思いや誇りが伝わってきます。同年代の昭和12年には最上川の明鏡橋(朝日町)や寒河江川の臥竜橋(寒河江)、同14年には最上橋(大江町)など、近隣にアーチ橋が相次いで架橋された時代でした。


 光源寺は、その昔朝日山を開いた朝日寿仙尊者の開創と伝えられています。当時は天台宗でしたが、一時は八ッ沼の若宮寺の配下になったとも伝えられています。その後、曹洞宗に転宗し、慶安元年(1648)山形市七日町長源寺和尚が光源寺を開山しました。昭和9年に立木地区に20戸を全焼する火災があり光源寺も類焼しました。以来仮本堂でしたが、平成18年についに本堂が再建されました。
 参考文献/『郷土学習辞典』阿部美喜男編著

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※本堂内の見学は事前にお問合せ下さい。
 光源寺 Tel0237-67-7343

エリア地区 / 川通、栗木沢、船渡、真中、中沢
川通地区より下流へ順番に紹介してあります。

(お願い)
 このサイトは、朝日町エコミュージアムがこれまで培ってきたデータを紹介することにより、郷土学習や観光により深く活用されることを目的に運営いたしております。
 よって、サイト内で紹介しているほとんどの見学地は、観光地として整備している場所ではありません。夏は草が茂り道がなくなる場所もあるかも知れません。もちろん冬は雪に閉ざされます。また、個人所有の神社や建物等も一部含まれております。アクセスマップも細道までは表示されません。
 予め御了承の上、見学の際は下記についてご留意下さるようお願い申し上げます。

・安全に留意し危険な場所には近づかないで下さい。
・マナーを守り、無断で個人敷地内に入らないで下さい。
・不明な場所につきましては、エコミュージアムルームへお問い合わせ下さい。または、エコミュージアムガイドをご利用下さい。
Tel0237-67-2128(月曜休)


 朝日町では、恵まれた自然環境のもと、ぶどう栽培農家とワイン工場職員の熱意により人気のワインが造られています。
 朝日町のワイン製造は、昭和19年(1944)に「山形果実酒製造有限会社」が政府の命令を受け、電波探知機に使う軍需物資ロッシェル塩を取り出すことを目的として始まりました。昭和27年からの大手サントリー「赤玉ポートワイン」の原酒造りを経て、昭和48年に農協の援助を受け自社ブランドの「サンワイン」を発売します。昭和50年(1975)には、農協と朝日町の共同出資の会社を設立し現在地に新工場を建設しました。研鑽を重ね、昭和54年にはついにマスカットベリーA、セーベル、リースリング種を原料とした新製品「朝日町ワイン」が誕生。平成2年には社名も「朝日町ワイン」と変わりました。平成 11年にはブランデー「高野」も発売。翌年に整備された「ワイン城」では、ぶどう園や工場で一部生産工程の見学や試飲・購入もできるようになり多くのワインファンが訪れています。
(有)朝日町ワイン
 〒990-1304 山形県西村山郡朝日町大字大谷字高野1080番地
 TEL 0237-68-2611  FAX 0237-68-2612
(有)朝日町ワイン公式サイト(PC)


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 〒990-1442山形県西村山郡朝日町大字宮宿2265
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 TEL:0237-67-2128
 eco@town.asahi.yamagata.jp

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 日本で初めて旧石器の存在を知らせたのが「大隅遺跡(おおすみいせき)」です。昭和11年(1936)大竹国治が明鏡橋工事の際に出て来た石片をただの石ではないと直感し、屋根裏に保存していたものを、昭和24年(1949)菅井進氏が旧石器であるとの確信を持ち、同人誌『縄文』に発表しました。このことは日本での旧石器第一発見とされている群馬県の岩宿遺跡よりも早い発表だったのです。


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 朝日町の北部にある「秋葉山(旧秋葉山楯跡)」は山頂まで約10分。のどかな最上川の流れを眺められる頂上に「大谷往来」の看板があります。これは元禄時代以降に大谷地区の寺子屋で教材として活用されたもので、周辺の名勝・旧跡・特産物が紹介されています。
 麓に開けた大谷地区は、菅原道真の子孫が移り住んだ土地と言い伝えられ「四天神」をはじめ随所にその歴史を物語る文化財が残っています。また、秋葉山と明神断崖に挟まれた真中地区には心鏡上人の黄金の橋伝説が残り、船渡地区では県内唯一の柱根が残る縄文遺跡が発見されています。


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 国の名勝「大沼の浮島」は歴史も古く、伝説の多い昔から著名な観光地です。白鳳9年(680)に山岳修験者の役小角により発見され、その弟子覚道が開いたと伝えられています。沼の周辺はブナやミズナラの巨木など多様な植物群に覆われ沼を浮遊する島々の存在で全国的に有名です。「浮島稲荷神社」は、かつて大江家・最上家・徳川家の祈願所としての役目を果たしていました。大沼には「大沼楯跡」があります。
  大暮山地区の萬福寺には「瞽女(ごぜ)の墓」があります。瞽女は、歌や語りで旅をしながら生活していた盲目の娘達のことで、この墓は崖に転落し亡くなった越後のあき瞽女を供養したものです。


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 最上川の荒砥から左沢間のおよそ25kmは、古くから“五百川峡谷(いもがわきょうこく)”と呼ばれてきました。最上川の中で唯一ここだけが連続する“瀬”を持っていますが、その流れは特異な水質浄化力を持ち、上流部で汚れた水を回復させ、常に最上川の中で最もきれいな水質を保っています。
 ここは、かつての最上川舟運にとって最大の難所でした。江戸時代には、米沢藩が峡谷全体を掘削し通船を可能にした革命的な歴史があり、日本最長といわれるその舟道遺構が峡谷全体に残っています。
 昭和40年頃までは、瀬を利用した簗漁(やなりょう)が盛んに行われ、その数は最上川で一番を誇っていました。現在は、峡谷の新鮮で豊富な苔が育てる“巨鮎”を求めた友釣り愛好者たちの人気スポットとなっています。
 また、断崖の自然美と激しい流れは、カヌー愛好者たちにとって絶好の場所となっており、その優れた自然は、町の中心部でありながら鳥など生き物たちのサンクチュアリになっていることも確認されました。
 さらに、最上川にはじめて架橋されたのが「明鏡橋」ですが、五代目のコンクリートアーチ橋はデザインや土木技術が認められ選奨土木遺産に指定されています。


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 杉山から水本に広がる白鷹山麓のなだらかな高原は、湧水が豊富な地域です。ナラ林の中を流れる小さな沢の周辺にはミズバショウが群生しており、雪解けとともに美しい姿を見せてくれます。
 また「長谷地ため池」は明治32年(1899)宮宿の水田を潤すために柴田七郎兵衛が中心になって完成させたもので、中郷本田堰の水源地です。


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※旧杉山分校跡地より細道を3kmほど登ります。道が狭いので注意。

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エリア地区/八ッ沼、高田

・分かりづらい場所が多いです。事前にエコミュージアムルームで確認するか、エコミュージアムガイドの利用をお薦めいたします。

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 古槙地区は、かつて蚕室の温度管理や換気に使う障子紙としての「和紙」作りが盛んに行われておりました。下芦沢地区の小芦沢川は、7月初めになるとたくさんの「ホタル」の乱舞が見られ、その雅びやかな光を一目見ようと多くの人が訪れています。また、地区を流れる送橋川には、花嫁が濁流に流され「むかさり石」になったという悲しい昔話も残っています。
※写真は古槙の大天宮参道からの風景です。

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 朝日町ではりんごの栽培が盛んに行われています。特に日本一の品質といわれる「無袋ふじ」は変わらぬ人気を誇ります。「りんご温泉」では、朝日連峰や月山、葉山、最上川を眺望しながら入浴や食事を楽しむことができます。
 朝日町のりんご栽培の発祥地である和合平(釜山)には、樹齢100年以上の町内で最も古いりんごの樹(紅玉)があります。


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「館山(たてやま)」は、中世に最上義光に攻められ落城した鳥屋ヶ森城(とやがもりじょう)跡です。頂上付近からは、宮宿盆地や八ッ沼方面を眺めることができます。城下だった麓の新宿地区には、藤原時代の作とされる薬師如来立像(県有形文化財)のある「瑠璃殿(薬師堂)」をはじめ、「東永寺」「郷倉」「旧新宿警備所」「今井次郎三郎家屋敷跡」などがあり、近世までの歴史を感じることができます。


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 豊龍(ほうりゅう)神社の歴史は古く、承和11年(844)に龍の神霊を鎮め祀った寺が始まりとされ、このあたりではめずらしい豊玉姫命をご祭神とした農耕と安産の神様です。境内には県指定天然記念物の大杉(直径7.5m)があり、暴風雨や落雷にも負けずに千年以上もの間、宮宿の町を見守っています。
 西側の丘陵「経ヶ崎」からは朝日町指定文化財「叩壷」が出土しています。現在は「豊龍公園」として桜並木や東屋、芝生広場などが整備され町民のいこいの場となっています。
 宮宿(みやじく)地区には、中世の鳥屋ヶ森城主岸美作守の菩提寺だった「福昌寺」や300年の歴史を誇る「豊龍蔵」(鈴木酒造)があります。


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