小野川温泉 吾妻荘
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奥州藤原の影
平泉の金色堂で知られる奥州藤原は、千年
ぐらい前に東北一帯を支配しました。その一族が
仁井田(新田)を名のり、田沢、館山に居館を構えて
住まいました。館山発電所の所の館山城は、新居田の
山城で、梁沢の道明山、吹屋敷の根小屋式山城は、
この館山城の支城で、田沢、館山、簗沢、吹屋敷
小野川、は室町期は仁井田の領地であったのでしょう。
2007.02.05:
azumasou
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吹屋敷村とは何か
館山浄水場の坂を越え赤芝、松の下をへて
左側に舌状丘陵がせり出しています。この上が
2〜3百メーター室町期の根小屋式城館遺跡で
、おその沢、松の下、吹屋敷、馬場とぐるっと
取り囲むように集落がありました。近世の後期
には吹屋敷、馬場村は、数軒しかなくこの村は
今、昔からの家は一軒になりました。
この村は、どこに行ったのでしょうか。
2007.02.02:
azumasou
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暖冬の皇太子
平成の天皇がまだ昭和の皇太子であった若かりし頃、
小野川スキー場で、井ヶ谷千春の指導でスキーを
たのしんだものです。この年も暖冬で雪を運んできて
滑走面を造りました。そのときから数十年来の
暖冬だそうです。
2007.01.18:
azumasou
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梁沢村の七大盡
小野川村の隣、道明山を中心に簗沢村に七大盡という長者がいて、
そのうちの一軒の近くから、室町期の
遺跡が出土した。と郷土史に報告されています。
道明山城が室町期の根小屋式山城であったとすれば
その城主宮崎の配下の者が七大盡で、東沢、西沢、中山、
の峠の要所や、大台原に点在していたと考えられます。
室町以前の長井(大江)が置賜を支配していた以前からの
奥州藤原の一族の系列の者が土着して簗沢村になったのでしょう。
2007.01.06:
azumasou
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道明山 宮崎城
これは、ネットで公開されている東大史料編纂所
史料の、「伊達世臣家譜」の中の宮崎氏の系譜書き
です。置賜郡の道明山の宮崎城にちなみ、もと新田
を名のっていたのが、宮崎を名のるようになった
と記されています。
新田(仁井田)は館山城主で奥州藤原の家系で
伊達が米沢を支配してからは伊達の家臣となった者ですが、
宮崎も新田の家系で、簗沢いったいを支配した古い土豪であったので
しょう。
2007.01.04:
azumasou
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中古のフォード
市内にハイヤーが走ったのが、大正7年です。
市内バスは、大正10年から運行されました。
ハイヤー料金は市内が1円、小野川温泉まで4円。
バス料金は、小野川まで一日3往復で、1円。
人力車の3円、ハイヤーの4円に比べずっと安いので
温泉客のバス利用が増えてきます。
これは、昭和13年のフォードの中古車の写真で
金六の弟、栄が個人タクシーを開業したものです。
2006.12.26:
azumasou
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銀バス
昭和4年、銀バスの運行が開始される。米沢市内
20銭、小野川・米沢間30銭。(郷土史年表)
大正、昭和にかけて、銀色カラーのバスが運行されました。
昭和の初頭、小野川米沢間にも銀バスが運行されました。
2006.12.23:
azumasou
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道明山
仙台藩、着座に宮崎氏がいます。伊達の重臣
新田(仁井田)の一族で道明山に城を構えていました。
将軍家で云えば、家老に次ぐ家格で老中に相当する
ものですが、写真は、道明山の根小屋(平地の居館)
跡です。
2006.12.21:
azumasou
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吹き屋敷 城館遺跡
これは、小野川温泉の一つ手前馬場、吹屋敷
(武家屋敷)村に残る城館遺跡です。松の下の
「蔵」の向かいから、吹屋敷の加藤さん宅のところ
迄、2〜300メーターにわたって堀切や土塁跡
があり、虎口とよばれる、入り口も街道から通じています。
近世初頭、上杉の分限長に馬上として立屋舎人という
名前が馬場吹屋敷村にみえますが、この城館遺跡の
中世の武家の系統の者と考えられます。
10数軒の区画がみられ、現在栗林になっている
ところが屋敷跡で根小屋式山城であったのでしょう。
2006.12.18:
azumasou
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