小野川温泉 吾妻荘
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清水山 毘沙門堂
清水山に祠があったのは、覚えているが
毘沙門様だったどうかまでは、子供のころで
知らない。 安永元年(1772年)製塩始まり
天保2年(1831年)洪水で、塩とりばと
富士や弥兵エ以北17戸流失。とあります。
天保14年(1843年)毘沙門堂再建。
梅津弥平エ、鈴木宗益の名が施主にみえます。
梅津さんは、現在、小野川に住んでいませんが
上杉の定宿であった富士屋さんの子孫です。
2006.09.05:
azumasou
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湯の効能
寛政期(1770年頃)の小野川温泉図をみて
特徴的なのは、塩とりば、医師鈴木宗益、湯の
効乃うなどですが、中風、神経障害、胃腸病
皮膚病、など幅広い病に効能が期待されていたことが
わかります。
2006.09.04:
azumasou
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寛政期の小野川温泉
この版画は塩とり場とあることから、上杉鷹山公
が塩田を作って温泉から塩をとっていた寛政期の
版画と思われます。明治の小野川よりももっと
多くの宿があったことがわかります。大火があったので
整理されたのでしょう。
2006.08.30:
azumasou
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先祖の話し
姉の同級生に藁科さんという方がいらしたんですが
こういう少ない名前は先祖がたどりやすいです。
置賜に藁科と名のる家は、17軒あります。そのうち
7軒が田沢で残りが米沢です。幕藩期の前、今から四百数十年
前、正宗について仙台に移った重臣、館山城の新田氏の
兵に馬上として名前が出てくる人の一人に田沢の藁科がいて
このうちの藁科家文書に当時の様子が書かれています。(米沢市史)
通常は、農耕し、戦時は主家に従ったものでしょう。
二階堂旅館さんは、須賀川の二階堂がルーツでしょう。
2006.08.15:
azumasou
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館山城
米沢から喜多方、会津方面に向かう途中、
小野川に左折する所に館山発電所がある。
その場所に中世の城跡がある。この城の
築城者は、奥州藤原一族の新田冠者経衡
と伝えられ、代々新田(仁井田)を名のり
大江長井、伊達に仕えたといわれています。
伊達の重臣として正宗と仙台に移り中村性
を名のったとつたえられます。
2006.08.14:
azumasou
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岩出山移封
これは、京都大学図書館でネット公開している
伊達成実の「伊達日記」です。米沢城から岩出山城
(鳴子温泉の近く)に移封される様子を正宗の側近が
後年振り返って、記したものです。わずか1000人
ばかりで、移っていった様子がわかります。福島北部、
置賜盆地を200年支配した大家臣団を擁する伊達の
居残り組はその後どうしたのでしょうか。
小野川の近く館山発電所に中世の城跡があります。
2006.08.10:
azumasou
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湯元 坂本屋
小野川温泉の旅館にお城の名前がついている
旅館が多い。 坂本屋ー坂本城、春木屋ー春木城
宍戸城、堺城、山川城、二階堂城,梁川城。
徳川250年間の支配以前は、伊達が200年間
この地を支配していたわけで、名字からすると
伊達の宮城県岩出山城移封の際の居残り組の系列か
あるいは、それ以前の奥州藤原期、坂東武士の系列
のものか、いずれにしても藤原系の名前が多い。
坂本城は、亘理で伊達が支配していた時期が長く
遠藤という名は、伊達にも関係してますし、さらに
それ以前の藤原にも関係した名前です。
2006.08.09:
azumasou
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原田甲斐
伊達騒動で殺傷沙汰を起こし亡くなり、長いあいだ
奸臣呼ばわりされていた原田甲斐宗助は、
山本周五郎のあまりにも有名な「樅ノ木は残った」
で主家伊達家の滅亡を救った人として描かれ評価が変わり
ました。樅の木は、原田家の愛木とされてきたものです。
2006.08.02:
azumasou
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樅の木は残った
ダリア園は、小松城にありますがこの城は伊達の重臣
原田氏の居城と伝えられ、上杉以前の200年間この
地を支配したと伝えられます。そして伊達正宗が米沢から
仙台に移封されたときに1000人で 移ったと
同時代の史料に書かれており伊達の家臣の系列の
ものが置賜一円に多く居残ったと考えられます。
もみの木は残ったであまりにも有名な原田甲斐の先祖も
伊達と移っていきましたが、小松は地主の多い土地で
原田の家臣の系列のものが多いと考えられます。
2006.08.01:
azumasou
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