小野川温泉 吾妻荘

小野川温泉 吾妻荘
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  冬の間むろをかぶせ温をとって、朝月 もやし
 を栽培していた 明治期からのもやし場は、春になって
 静かに休んでいます。年配者が数人で生産しているものです。
 昔は、ここで春、稲籾を漬けて発芽させたものです。
 川西町に続く、西街道沿いにリヤカー、荷車などにつけて
 籾をつけて引いてきたものです。
 種もやしといいました。
 新潟県、村上、荒川村、柴田、鮭川村、このあたりから
 鮭が川を上ってきます。山形県小国町、新潟から荒川を上って
 鮭が上流まで上って産卵をします。小国の川は深く両岸が絶壁で
 釣り人が嫌うものです。鮭の塩引きやしずこは、山の農村の
 貴重な蛋白げんとなったものです。
 鮭の押し寿司です。


  山に自生する朴の木です。福王子法林に朴青葉という
  若い頃の作品があります。戦争から命からがら帰還してきて
  米沢にしばらくいた頃の作品ですが、白布温泉の山中でたく
  さんのスケッチをもとにかかれたものですが、
  朴の葉は葉が大きく、朴の葉焼きという料理もあるがごとく
  食べ物を包むのに昔から使われてきたものです。
    

 青梅のぜりーです。
  小野川の秘伝豆腐に人参ゴボウを細かく切って
  いれます。水気を絞って簀の子にのせますを巻きます。
  あんをかけ蒸します。
  あっさりして美味しいですよ。
 こてまりは、薔薇科。庭に白い小さい花を
 丸く全体につける。花が小さい手毬のようなので
 この名がついた。
 丁寧に育てたさつきを接客がかりのゆりさんが
 いくつか持ってきて、飾ってくれました。
 目の保養になります。



 五月がきれいに咲きだしました。
  梅は、薔薇科。梅の実がなるころにふる雨が
  梅雨。もう梅雨ですね。蒸し暑くなると
  螢が飛び始めます。