中小企業家同友会の前会長・赤石義博氏は「地域力経営」を提唱している。
地域力経営とは、その地域のもつすべての要素(自然、産物、伝統産業、地理的条件、歴史的文化遺産、そこに住む人々など)を掘り起して事業に生かす。
そのことによって、地域の人々すべてと共に生かされ、新たな地域力を生み出していく。
「地域づくりは、くらしづくり、仕事づくり」
地域の魅力を発掘する力と、地域を愛する力は比例すると感じる。
自分で更新できるホームページはないか?探していく中で偶然?みつけたのがLaBlog。それがsamidareへと進化し、自社の公式サイト制作依頼とつながった。そして、今やコンサルタントとしてステップアップのコアメンバーに。これから、コンチャリネットで地参地商(コミュニティマーケティング)へ。
中国の呉子は将の心得として「五戒」を説いている。
① 理(衆をよく統率する-組織の管理についてどうしていくか)
② 備(常にライバルに備えよ-用意周到)
③ 果 (沈着果断に行動せよ-意思決定とは難しいもの)
④ 戒(勝って兜の緒を締めよ-自戒、慎重、調子にのるな)
⑤ 約 (形式的な規則や手続きを廃し、簡素化すること-能率中心の考え方)
古来、名称あるいは名社長といわれた人達の用兵の妙がここにある。
長といわれる人は、常に自らの思考や行動を反省し、改善していかねばならない。
神戸大学の二宮厚美名誉教授はアベノミクスの本質を次のように喝破している。第一の矢、金融緩和は、「的に届かない矢」現在の不況を創り出したのは、新自由主義的構造改革→貧困・格差拡大→所得の低下→消費不振によるもの。内需が拡大しない限り、本当の需要は生まれない。第二の矢、財政出動は、「的に刺さらない矢」公共工事による需要喚起は、一時的・限定的国民的消費拡大までには至らない。第三の矢、成長戦略は、「的外れの矢」外需頼り・投資主導型成長、規制改革と国際競争力強化はいつか来た道。地域に根差した中小企業・自営業者が「地域力経営」を推進してこそ、真の日本経済復興につながる。「地域づくりは、くらしづくりであり、仕事づくり」である。現在は、第四創業期、絶好のチャンスといえよう。
「同行二人、松下幸之助と歩む旅」(PHP刊・北康利著) わが国の歴史において「経営の神様」と呼ばれた人間は松下幸之助しかいません。本書では、この松下幸之助という不世出の経営者の人生をたどり、彼のとった行動と決断を追体験することができます。 判断に迷った時、「松下幸之助なら、こうしたのではないか」という、経営をしていく上での頼もしい杖となるものと確信しております。 世に松下幸之助関連の本は多けれど、日本型経営、和魂和才の叡智に学ぶために自信を持って推奨できる名著です。
企業の発展には原則があります。基本的には次の3つです。 1.業 種・・・・時代が求めているものであるか。 2.経営者・・・・経営姿勢、経営能力 3.管理技術・・・規模に合った管理をしているか。 業種のいかんにかかわらず、必要なものは求められ、必要を満たせば生き残っていきます。 少なくとも同業界において、経営に差をつけていかねばなりません。そのためには、企業規模による力点を間違わないことです。 同一商圏内における同業者と比較して 1.規模が大きいところは、資本力を生かして勝負する。 2.中規模は、技術力、商品力、専門知識で差別化をはかる。 3.小、零細は、より以上小回りを利かして商売をする。 どのように環境が変わっても生き残り、健全な経営をしていくことです。