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とても美味しいお米でした!
TASの1F展示ホールで「さわのはな系新品種の試食会」(さわのはな倶楽部 代表 遠藤孝太郎氏)が1日に行われた。
個人事ではあるが、生前父が「さわのはな」の大ファンで、ずっとこの品種を作り続けてきたのである。反部当たりの収穫が他品種に比べ少なく、さらに倒れやすい等育てにくい品種であることから敬遠され、年々作付けする農家が少なくなったため、「まぼろしの米」とまでも言われるようになったのである。
そんな中、遠藤孝太郎さんを中心とした「さわのはな倶楽部」の人たちが一生懸命取り組み、現在の美味しい米「さわのはな」の存在を全国に知らしめることになったのだ。
その努力が、「さわのはな」を越える可能性を持つ系統に4年前遭遇し、2年間の品種の比較試験を行い、このたび新品種として登録申請を目指すこととなり、今日の試食会となったのだ。
事前に「おにぎり」にし冷たくしたものと、暖かいものとの比較であったが、どちらも、米特有の甘みとのり分の強さがあり、他に類をみない美味しいお米であったと思う。
そして、この新種の名前に応募し、そのなかで採用された1名に新品種1年分(60kg)、抽選で10名には10kgがプレゼントされる。
是非、皆さんも応募してみてはどうだろうか。本当に美味しいですよ。
●応募先 地場産センター 0238−88ー1854
さわのはな倶楽部 0238−84−1963(FAX専用)
メール mail@sawanohana.jp
又は http://www.sawanohana.jp から
◎写真は、試食会に来られた人が、TV局の取材を受けている様子
2007.02.01:
黒澤
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二宮清純氏の講演を聴いて その2
その1では、清純氏のプロフィールをメインに紹介させていただいたが、その2では「勝者の思考法」の中で強く印象に残った話を紹介したい。
今のJリーグを(プロサッカーとして)成功に導いた川渕チェアマンの名言をまず紹介しよう。
プロサッカーリーグを立ち上げようとしていた時のスポーツ会は、未だ(敢えて)野球人気が絶頂期の頃で、その提案が簡単に通る時代ではなかった。そして、
その組織委員会に川渕さんがいたのである。詳細はわからないが、間違いなく、現在のような知名度や力を持っている方でなかったと推測される。
その委員会の中では、反対意見が相当数占めていたように思われ、その理由が、「次期尚早」、「前例がない」だったそうだ。そこで、川渕さんの出番である。
「時期尚早?」と考える人は、「100年経っても仕事ができない人」、「前例がない」と考える人は、「200年経ってもアイディアのでない人」と勇気ある発言をしたのだ。
何事も、ファーストチャレンジはリスクも覚悟もつきもの、「パッション→熱意、情熱」、「ミッション→理念、使命感」、「アクション→行動」があれば成功に導けるものなのだ。・・・・。
そんな勇気と努力があったからこそ現在のJリーグがあるのだ。
何事も、我々一般人には、今、目にしている光景でしか理解できないが、そうなるまでの数知れないプロセスがあり、血のにじむような努力があるからこそ一つの結果が生まれてくるのだろう。本来は、その裏側の場面こそが価値ある最大のものなのではないだろうか。
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2007.01.25:
黒澤
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二宮清純氏の講演を聴いて その1
23日に、長井商工会議所の新春講演会と祝賀会が「タス」で開かれ、スポーツジャーナリストの二宮清純氏の講演会があった。同氏は諸著書やテレビ等でも大活躍をしている著名な方である。
今回は、「勝者の思考法」と題し、スポーツを通しさまざまの逸話をビジネスの世界に置き換えての熱弁であった。
現在活躍する日本人メジャーリーガーの先駆者で、その道を切り開いた野茂投手やイチロー選手、さらには、世界の王選手(監督)等の話を通して、名選手になれた所以をたっぷり聞くことができた。
※オンリーワンを目指し(スキルよりwill=志)
1・信念(頑固)と柔軟性 信念は絶対曲げないが、納得したことに対しては
即時切り替える柔軟性をもっている。
2007.01.24:
黒澤
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!聞いておごやえ!「語り部の会」その3
「語り部の会」その2のは、薄れつつある人間本来の「心の温もり」を呼び戻してもらえるような話であった。
その3では、嫁に出す我が子に幸せになって欲しいと願う母親のアドバイスを忠実に守る娘とその旦那様の話である。勿論、これはフィクションである・・??。
むかし、むかし、あるところに貧しいながらもとても器量の良い娘を持つ親子が住んでいました。そして、その娘があるところに嫁ぐことになりましたが、嫁ぐことの大変さが分かっているは母親は、「とにかく旦那さまを立て、一生懸命尽くしなさい」と繰り返し言い聞かせたのでした。
そして、嫁いで数週間たった頃、風の便りに娘の噂が母親に流れてきたのです。それは、とっても働き者で、やさしくて、旦那様を立て、一生懸命尽くしているとのことでした。母親は、その噂を聞いて、嫁ぐときに話をしたことを娘がしっかり守っているからだと安心をしたのでした。ところが、それから数ヶ月たつと今度は、嫁ぎ先の旦那様が具合を悪くしているとの噂でした。心配した母親は急いで出向いてみるとそこにはげっそりと痩せ細った旦那様がおりました。何か悪いものでも食べさせたのではないかと心配し、娘を問いただしましたがどうもそうでもなさそうなのです。母親はさらに娘を問いただすと、娘は、「毎日毎日、朝、昼、晩と一生懸命旦那様を立ててる???」とのことです。そうです、娘は立てる意味を勘違いしてたのでした・・・。 おしまい。
一緒に聞いている子供さん達にはちょっと分からない「落ち」だったかも知れないが、大人には大うけでした。
素朴な方言と口調、表現、そして、蓄音機の音色と囲炉裏端を囲んでの絶妙な構成が、まるで昔にタイムスリップしたようだった。
1月28日と2月に2回、この「語り部の会」が引き続き開催予定で、皆さんも是非、冬の1日を昔にタイムスリップしてみてはいかがですか。
詳細は、「獅子宿燻亭」へ tel 0238−84−1143
※今では非常に珍しい蓄音機まで登場、独特な音色である。
...もっと詳しく
2007.01.17:
黒澤
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!聞いておごやえ!「語り部の会」その2
今回の「語り部の会」で話していただいたのは、山路愛子さん、松沢ミツ子ん、そして、飛び入りで四釜さんの三名である。
そのむかし話を2つほど紹介したいと思うが、内容についてはかなり短縮させていただいているので、それ以上お知りになりたい方は「獅子宿」に直接出向かれたらどうだろう。
「むかし話その1」
むかし、むかし、あるところに貧しい老夫婦が住んでおりました。その夫婦はとても仲が良く、貧しいながらも幸せな生活をおくっていました。ところがある晩、玄関のほうで不審な音がするのでお爺さんがいってみると、片方の手が「にょきー」と出てきて、鍵をはずそうとしていました。びっくりしたお爺さんは、あわててその手を掴み離そうとしませんでした。そして、寝ていたお婆さんに、大声で、泥棒の手を掴んだので「ナタ」をもってくるように言ったのです。「ナタ」で泥棒の手を切ろうとしたのです。しばらくするとお婆さんがやってきて、穴の開いた小銭3枚をお爺さんに渡そうとしました。この家にある全財産だったのです。するとお爺さんは「何を聞いているんだねお婆さん、お金をもって来いなんて言ってないだろう、ナタを持って来いと言ったろう」と大声で言いました。そうするとお婆さんは、お爺さんに言いました。「お爺さんや、泥棒さんにこのお金を渡して、泥棒家業から手を切ってもらいましょうよ」と。その意味を直ぐに理解したお爺さんは、泥棒にお金を掴ませ手を離したのでした。それからは、二度と現れることはありませんでした。 おしまい。
泥棒に制裁を加えないで、改心させるように仕向させるところがこの物語の暖かさだが、何事も結果主義で「勝ち組、負け組み」、あるいは、「二極化」等といわれている切捨ての現在だからこそ、何か学べそうな気がしてならない。
※ほのぼのと語りかける山路さん(左側)と、さとすような語り口調の松沢さん。
2007.01.16:
黒澤
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「語り部の会」に参加して その1
豊かになったとは言え寒々とした話題があまりにも多く、急ぎすぎてる感がいがめない昨今だが、少しは踊り場を設け一休みしながら前に進んでいっても良いのではないだろうか。そう思うのは果たして自分だけだろうか。
そんな心境の中、14日の日曜日に、「獅子宿燻し亭」で開かれたいろりば「語り部の会」に参加して、久しぶりに童心にかえることができたように思う。
幼少の頃は、よく祖母から「むかしむかし・・・」からはじまる物語を聞かせてもらい、その物語と現実をどこかでだぶらせながら、生活の貧しさを心の豊かさに変えてもらったものだった。
昔から伝承されてきたこのような伝統文化は、戦後の経済発展とは逆に年々失われてきたような気がしてならない。並行してその「土地柄の暖かさ」のようなものもなくなってきてるのではないだろうか。屈託のない小学生の笑顔を見たときに改めて、今何が必要なのか少しは理解できたような気がする。それは、「むかし話」を聞いて、心から笑えるようなそんな環境なのだと。
※熱心に耳を傾ける皆さん
2007.01.15:
黒澤
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