oura note

▼「シュール・リー」ヴィンテージ代わりました

大浦ぶどう酒の辛口白ワイン「SL<シュール・リー>」。
この度(先月から)中身が、2005年ヴィンテージから2006年ヴィンテージにチェンジしました。

このシュール・リーってフランス語で「澱(おり)の上」っていう意味だげんと、一冬ワインを澱の上で貯蔵する製造法です。特に辛口の白ワインは味が薄くなってしまうことがあるので、発酵終了後に澱と触れさすことで澱の成分から旨味をつけ、味わいに厚味をつけたりします。

毎年最後(11月上旬)に仕込む赤湯産甲州種のワインを半年シュール・リーし、翌年の5月くらいに瓶詰めします。で、だいたいこの時期に、毎年ヴィンテージ代え。
2006年産は例年より酸味が穏やか。その分、ボリューム感があります。澱っぽさもなく、クリーンな甲州種のワインに出来ました(^^)

本来だど、このワインもキリッと冷して飲んだ方が旨いんだげんと、なかなか暑ぐなんねなぁ… 早ぐここらも夏らしくなってもらいっちぇげんと。




画像 ( )
2007.07.17:oura

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