レインボープラン推進協議会

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昨年秋、レインボープラン推進協議会では、市農林課のご協力のもと「レインボープラン堆肥の施肥量による野菜の成長と収量効果」を調べるための実験を行いました。
現在市内で販売されているレインボープラン認証農産物においては、レインボープラン堆肥(いわゆる生ごみ堆肥)は、山形県の指導のもと《畑作では10アール当たり2トンを施肥する》ことを基準(このほか化学堆肥と農薬を県の慣行栽培基準の2分の1以下に設定)としてきました。

この実験では最近の家庭菜園の普及に伴い、堆肥袋そのままを利用した場合を例として、3種類の野菜をそれぞれ堆肥の割合を変えて栽培しました。
レインボープラン堆肥は土壌改良の役割として土をふかふかにする効果は高い反面で、その肥効はさほど高くありませんので、作物によって他の肥料との併用が必要になってきます。
今回はイタリアンブロッコリーと芽キャベツをセットにし、《レインボー堆肥7:培養土3》と《レインボー堆肥3:培養土7》、ダイコン2本を《レインボー堆肥7:培養土3》と《レインボー堆肥5:培養土5》の各2袋、計4袋に分けました。
昨年の9月に実験を開始し現在までの約半年を経た今回、発育としてはやはり培養土の割合の高い方が大きく育っていました。芽キャベツは他に比べて特に多くの肥料を食うそうで、今回の実験でも一番大きな成長の差がでています。ダイコンに関しても同様に、培養土の割合が多い方が葉の広がりが大きい結果となりました。
ダイコンの土に隠れている部分の太さや長さ、他の野菜の根の状態(太さ・長さ・量)に関しては、また改めて検証する予定です。
土をふかふかにする効果が高い=根も大きく広がったりするのでしょうか…?
今後もう少し成長を見守ってみようと思いますので、是非次回のご報告をお待ち下さい。

実は今まで食べたことのないイタリアンブロッコリー。
んー不思議なデザインです。

2014.02.28:rainbow:count(2,887):[メモ/トピックス]
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