レインボープラン推進協議会

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「生ごみに漬物などが入っていることがあるのでコンポストは塩分が多い
のでは?」「塩類障害が出るのでは?」という疑問にお答えします。

専門機関の研究によれば、植物の生育に影響する塩化ナトリウムの濃度は
5%以上です。コンポストの塩化ナトリウム含有量は乾物当たり0.3〜1.3%で、
一般に流通している堆肥と変わりません。成分の流亡が多い露地栽培で常識
的な量(0.5〜2t/10a)を施用するには問題ありません。 
「塩類」はいわゆる「塩」ではなく、土壌や肥料、堆肥に含まれるカリウム、ナ
トリウム、硝酸などの総称です。肥料成分として植物の生育に必要ですが、過
剰に集積すると生育障害を起こす心配があります。コンポストの塩類濃度は
畜産堆肥と同等の範囲(EC7前後)にあり特に問題ありませんが、他の堆肥と同
じく、成分の流亡の少ない施設栽培では土壌の状態や併用する肥料などを考
慮して施用量を調整してください。
2020.05.01:rainbow:count(1,787):[メモ/トピックス]
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