レインボープラン推進協議会
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避難者支援の風化歯止めにもなった「もとまちフェスタ」
去る7日、恒例の「もとまち青空フェスタ」が心配された雨を吹き飛ばし開催されました。
当日は、小学生から高校生まで合唱や器楽演奏など、更には飛び込みかなと思われるパフォーマンスなどもあり会場の「桑島記念館」は終日にぎわいました。
レインボープラン関係では、いつものように虹の駅の青果物と、推進協議会のレインボーカレーを出店しました。しかし、今年のレインボーカレーは、推進協議会の指導の下に、長井市内に避難しておられる福島県の方々が主役でした。
その主役は、日ごろのご支援に長井市民の皆さまに御礼をしたいと、避難者の方々がレインボープラン市民農場のサポートで立ち上げた避難者主体の農場「福幸ファーム」(支援者の皆さまで命名しました。)に集う皆さん方でした。この農場は、置賜総合支庁や長井市、市内の関係団体、更にいわき市のNPO団体を含めた方々の支援で運営しているもので約60アールの田畑を耕作しています。
メンバーの方々は、ここでの農作業などを通して、交流、情報交換、健康づくりをはかりながら、ふるさと福島の一日もはやい復興を願い、ご自分たちで育てた安全なレインボープラン認証基準(に準じた)野菜などを栽培し、これをふるさとで頑張っておられる皆さまに送る事業を展開しています。
皆さんは、前日から調理に取り掛かり、100食分のカレーと福島風のスープをつくり、会場に持ち込み振舞われました。当初、「感謝のお振る舞い」だから無料でと計画していましたが、諸般の事情から200円以上の「福幸ファーム支援カンパ」のお願いとなりました。
店前には、活動状況のパネルの掲示をし、避難者・被災地の状況を生の声で説明するなど、災害復興支援の風化に歯止めをかけようと笑顔の接待の中にもその心が伝わるイベントのなりなした。お陰さまで、カンパは1000円お札も多く、市民の皆さんの避難者支援・「長井の心」に皆さんで感謝していました。
この青空フェスタは今年で11年目、当初の開催は、もとまち商店街振興計画づくりの企画段階で出された、「もともと、商店街は、町のお店側と周辺の村の農家がお互いに助け合って成り立ってきた」という関係にあったようだ。このことをベースに、「生産者と消費者、まちとむらが相互に支えあおう、循環しよう」とのレインボープランの理念を商店街振興に活かそうとしたことだったと記憶しています。当時の企画書のサブタイトルは「レインボーの風が吹くまち・もとまち」でした。
会場近くの知人は言いました。「最初は来る人も少なかったが、このような賑わいになるとは・・やはり継続だな」と。
今年から道路を止めて路上に露天が出されており、更に賑わいが生まれていました。
このような関係者のご努力と行政、関係団体、ボランティアの支援があって本町はもとより市の活性化にも結びつくものであり、今後の商店街振興計画にも活かされていくのではないでしょうか。(t)
2012.10.08:
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NPO法人・市民農場だより
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愛されて10年! レインボーカレーは、まちづくりの味
今年も、もとまち青空フェスティバルの時期がやってきました。(10月7日)
レインボープラン推進協議会では、毎年レインボーカレーとレインボー野菜直売のブースを出店しています。レインボーカレーは、レインボープラン認証野菜をはじめ地場の食材が溶け込んで滋味たっぷり、子どもからお年寄りまで大好評です。
そもそも、レインボーカレーがもとまち青空フェスティバルにお目見えしたのは平成14年のこと。
当時、本町大通り商店街の活性化に向けた構想が話し合われていました。商店街は商品の売り買いを通して中央地区と周辺地区が交流する地域循環の場。そこに、資源と食の循環の輪でまちとむらが支えあうレインボープランのイメージを重ね、「レインボープランの風が吹くまち・もとまち」が活性化の基本目標となりました。
もとまち青空フェスティバルはその象徴的な行事。レインボープラン推進協議会も、行事に参加してまちとむらを食でつなごうと、安心な地場食材をふんだんに使ったカレーの提供を始めました。
月日が流れ、まちの姿や活性化に対するイメージは少しずつ変化しているようですが、市民のまちを愛する気持ちと、子どもたちに安心安全でおいしいものを食べさせたいという願いは変わりません。その思いが、レインボーカレーを10年間支えてきました。
このレインボーカレーを、今年は「福幸ファーム」と共同で提供します。福幸ファームは、長井市で避難生活を送っている福島県の皆さんが、NPOレインボープラン市民農場の協力のもと野菜づくりに取り組んでいる農場です。
まちとむらをつなぐフェスティバルが、今年は、被災地と長井をもつなぎます。
みんなで味わいにござっとごやえ!
広報ながい 2012年10月1日号内 「虹の郷発希望行き」掲載記事
講演会「食からはじまる地域づくり」中止の報告とお詫び
広報ながい8月1日号で案内の、アル・ケッチャーノ オーナーシェフ 奥田政行氏 講演会「食からはじまる地域づくり」(9/16予定)は、講師が急病により長時間の移動が困難となったため開催を中止しました。講演を心待ちにしていただいた皆さんへお詫び申しあげます。
2012.10.01:
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食育・循環・ともに(支えあい)=2つの稲刈
その1「福幸ファーム稲刈り体験」
5月22日予定された「福幸ファーム稲刈り体験」は、雨のため23日に順延。小雨がぱらつくあいにくの天候になったが米沢市から幼児を連れて参加されたおかあさんやお子さん連れなど避難者10名に農場のボランティアを含め総勢20名ほどが参加。内、稲刈り体験者は5名だけで他は初体験。
稲刈りがまの使い方などの指導を受けて初体験に挑戦。幼児たちは稲株の中に入ること自体楽しい様子で親の心配も苦にせず遊びまわり、大人も「雨は苦にならない楽しいですよ」と。しかし、残念ながら雨足が強くなってきたので1時間ほどで切り上げ、急遽、近くの公民館でおにぎりを食べながらの交流会となりました。
その2 恒例の園児と稲刈
9月25日は雨足の強かった前日の天候とは打って変わった秋晴れとなり、絶好の稲刈り日和。
福幸ファームに隣接した当市民農場の田んぼは、5月に保育園児と一緒に田植えをした所。ここに、年長児27名に保護者と保育士、当農場のボランティアなど総勢40名近くで刈り取り作業となる。
刈り取りは主に機械、昔ながらの杭掛けによる乾燥をするので一束づつ束ねられた稲束を、杭の打ち込まれた場所に運ぶのが園児の仕事。年中児も大勢で作業見学に訪れ、声援を送る中で競い合っての稲束運びに園児たちは「楽しいーッ」を連発、イナゴや蛙を見つけるたびに歓声を上げるなど、さわやかな食農教育の一こまでした。
2012.09.26:
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NPO法人レインボープラン市民農場のブログに広告がつきました。
今年の6月に立ち上げた農場のブログに、このたび(予期せず・勝手に)広告が載り始めました。
どんな基準で広告主が付くのかは不明ですが、当ブログが一人前のブログに成長したことは喜ばしいことであり、これでいささかではあるがレインボープランの広報にもお役に立つのではないかとお知らせいたします。
ブログの所在は以下のとおりです。
http://rainbowsfarm.cocolog-nifty.com/blog/
また、兄弟分のフェースブックも活躍しております。
所在は以下のとおりです。
http://rainbowsfarm.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-3877.html
こちらも、多様な情報の受発信ができて、役に立っています。
お時間のある方は、ぜひ、情報交換にご参加ください。
(事務局)
2012.09.16:
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NPO法人・市民農場だより
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東京の大学生が学んだ長井のまちづくり
大正大学人間科学部人間環境学科環境コミュニティ
を専攻する30名(1学年28名、2学年2名)の学生が、7月24日から3泊4日の日程で今年も長井での現地研修をしました。
4回目となる今回は、長井市、長井ダム水源地域ビジョン推進会議、レインボープラン推進協議会が連携して受け入れしました。
25日は、様々な地域資源を活用したまちづくりの取り組みを学ぶため、3つのグループに分かれ、熊野山トレッキング、百秋湖カヌーツーリング、中心市街地の観光コース歩きを体験。同日夜には、市企画調整課職員から長井市のまちづくりの基本について講義を受けました。
レインボープランを学ぶため26日は、早朝の農業体験からスタート。コンポストセンターで生ごみが堆肥に代わる様子を見学した後は、食育体験として、生ごみ分別とレインボー野菜を使った調理を体験。ふだんはあまり料理をしたことがないという学生たちも、消費生活者の会の皆さんから教わりながら、「だし」「ごまあえ」などの素朴なメニューを次々と作りあげました。長井の伝統的な食文化についてのお話も聞き、興味深く野菜のおいしさを噛みしめる昼食となったようです。
同日午後は、「なぜ長井市ではレインボープランやまちづくりの取り組みが盛んなのか」それを支えている市民パワーに迫ろうと消費生活者の会、中央地区女性の会、レインボープラン参加店などから聞き取りをしました。
限られた日程の中、多くの長井市民の協力を得ながら学生たちは貴重な経験をすることができたようです。最終日の学習発表会では、「長井には自然や歴史、レインボープランなどいいものがたくさんあるが、知名度が低い。もっとPRを工夫すればたくさんの人がくるはず」「新規のものを取り込む姿勢が足りないのではないか」「目玉商品やツアーバスを作ってはどうか」「レインボープランは人と人のつながりが強い長井だからこそできる取り組みで都会ではできない」など、外部の目線そして若い感性で一生けん命に考えた感想や提案が発表され、参加した関係者も真剣に耳を傾けていました。
最終日の学習発表会の様子
2012.09.01:
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9月16日に講演会「食からはじまる地域づくり」を開催いたします
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奥田シェフ講演会は、講師の急病により中止となりました。
心待ちにしておられた皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご理解くださいますようお願いいたします。
アル・ケッチァーノ オーナーシェフ 奥田政行氏
講演会「食からはじまる地域づくり」
地場食材を生かした料理が評判をよび、全国から客足の絶えない庄内のイタリア料理店「アル・ケッチァーノ」。
地元生産者のもとを訪ね歩き、食材の小さなつぶやきに耳をかたむけ、食材の持ち味を最大限に生かす料理にして提供し、強い絆を結んできたオーナーシェフが、食で地域を幸せにするヒントを語ります。
■2012.9.16 [日] 開演13:30 (開場13:00)
■置賜生涯学習プラザ 舞と音楽のホール
(長井市九野本1235-1 TEL 0238-84-6900)
■参加無料
■参加方法 チケットを事前配布します
当日入場可(ただしチケットをお持ちの方が優先となります)
チケット取扱所
・おらんだ市場菜なポート
長井市東町7-27 Tel. 0238-88-2345 9:30〜19:00 無休
・レインボープラン推進協議会事務局
長井市片田町4-19 Tel. 0238-88-2601 月〜金 9:00〜17:00
2012.08.23:
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