レインボープラン推進協議会

レインボープラン推進協議会
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当法人の主たる事務所が、このたび下記に移転し、
登記も完了していますのでお知らせします。

変更前  本部事務所:長井市小出 3432
変更後  本部事務所:長井市館町南15番45−6号
(変更登記年月日:平成21年3月27日)

また、本部のメールアドレスも下記のとおり変更いたしましたので
こちらもあわせて関係資料の修正方をお願いいたします。

変更前  g-takeda@jan.ne.jp
変更後  gi.hotag★jan.ne.jp 
(送信時には★を@に変えて下さい) 

なお、事務局は変更はありませんので、事務的な諸連絡は下記にお願いします。
 長井市 館町北9-41
 TEL/FAX 0238(88)2260
 E-mail tm-ohan★jan.ne.jp
(送信時には★を@に変えて下さい) 
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「農業を取り巻く環境は厳しい・・・」よく耳にする話です。
休耕地も増続けています。しかし、
「温暖化、水・大気の汚染等で農作物の栽培環境が地球規模で悪化、
更に石油の高騰であらゆる原材料や輸送費も高騰し経営環境の悪化に
追い討ちをかけられており、食糧危機が始まっている・・・だから
農業は宝の山だ」という識者が増えています。

農業はナウな産業です。
若い方や、リタイヤされた方々の農業への関心も高まっています。

そこでお勧めです。
レインボープランの理念と安全な作物つくりを学び、
新たな価値ある人生の第一歩を踏み出してみませんか。

★募集人員 1名
★募集期間:随時 
★条件:資格不要(農的生活の希求とやり遂げる強い意思あればなお良い)


1これから農業を始めようとする方へ。
高い志を持って本格的に農業を始めたい方。
人生80年、健康づくりを兼ねて第2の人生を土に親しもうとお考えの方。
家庭菜園の技術習得を図りたいとお考えの方、などなど。
地域外の方々も勿論歓迎いたします。

2レインボープラン市民農場とは
(1)当「NPO法人レインボープラン市民農場」は設立して6年目、
現在、会員・ボランティア40数名で主に約53アールの休耕田と
17アールの水田、30アールの畑地を利用し、安全安心な野菜作りに
取り組み市民に供給しています。
活動状況は、このページの右側「NPO法人・市民農場だより」をご覧下さい。
断片的ですが活動状況を把握していただけると思います。


(2)当農場のボランティアは、事務職をリタイヤした方や、主婦など
農業初体験の方も多く安全な野菜つくりが学べると喜んで
農作業に従事していただいています。
法人設立の準備期間から通算すると、長い方で7年目の経験を
積まれた方もおりますが、これらの方は、ハウスの温度管理など
高度な栽培技術も習得され、指導者の片腕となって積極的に
栽培管理に、農場運営にと参画していただいております。

(3)本年度の栽培品目は、
簡易(ビニール)ハウスでは、イチゴ、キュウリ、ミニトマト、
ホウレンソウ、レタス、葉ダイコン等。
露地では、ミニトマト、アスパラガス、キャベツ、レタス、
ホウレンソウ、ネギ、枝豆、食用菊、さといもなど、主なものだけでも
15品目を超えます。

(4)経営状況は、直近の2年間は若干の単年度黒字経営となっています。

3研修参加をお考えの検討資料として 
(1)当農場の指導は、専業農家である当竹田理事長を中心に
先輩ボランティアが当たります。特に竹田理事長は栽培技術と
農業経営には経験も豊富で、更に山形県の農業技術者との
ネットワークも密であることから新規就農者の研修の場として、
当農場をご利用なされることをお勧めいたします。
勿論、栽培技術、農業経営の全般にわたって実践的な指導を考えています。

(2)研修場所は当農場で、作目の対象は畑作と水稲を対象とします。

(3)研修方式は、当農場での農作業を体験する中で習得していただきます。
余剰時間には畜産や花き、果樹など当農場で実践できない品目について
市内の農家とのネットワークの中から別途選択して研修 (派遣研修)
することも視野に入れています。

(4)農場での研修作業には、農場と研修員との間で農作業の受委託契約
方式を採用し、季節により繁閑の差がありますが、研修期間中は
委託料として協議の上、研修費を支給します。
余剰時間にアルバイトで収入を補うことも可能でしょう。

(5)研修終了後は(独立した後も)、当農場(NPO)の技術員
(ボランティア)として、引き続き当農場で就農(活動)していただきます。

(6)市外から、応募なされる方には、空き家情報など必要な支援も
いたします。


以上、関心のある方、詳細をお確かめ検討なさりたい方は、
以下までご連絡ください。お待ちしております。

NPO法人レインボープラン市民農場・事務局
メールアドレス  gi.hotag@jan.ne.jp

※ダウンロードをクリックいただくと活動概要をご覧いただけます

平成21年3月1日(日)午後1時から長井市「市民文化会館」で
特定非営利活動法人レインボープラン市民農場の第5回通常総会が開かれました。
総会には、正会員45名中38名が出席(内委任状出席15名)、
非会員のボランティアも同席しました。

最初に挨拶に立った竹田理事長は、
「今年も安全安心な農作物の生産と供給事業に取りくんだ。経済は
混乱しているが、農場の20年度決算は単年度黒字を計上することができた。
僅かであろうが税金も払えることで社会貢献もできたことになり、
皆様のお陰と感謝する。昨年度は農場を開いて5周年の節目。
記念事業として感謝祭を開き、多くの市民に芋煮を振る舞い交流をはかった。
また、はじめて県外(福島県・国分農場)への研修旅を実施できたが一連の事業は
ご寄付を頂いたことで実現できた。
今期もさらに頑張りたいと事業計画を立てたのでよろしくご審議をお願いする。」
と挨拶した。


開会で竹田理事長挨拶

続いて、次の3名の来賓からご祝辞を頂いた。
1.山形県議会議員 平 弘造氏(当法人の賛助会員)
 「健全経営をはかられたとのこと、皆さんの努力に敬意と感謝を
  申し上げる。昨秋、『丹波』や『京』など地域の名前をつけた農産物を
  生み出した京都を視察したが、新しい時代の変化に即して努力しなかった
  ため『水菜』などが産地の座を奪われたこと、人が地域で生きていくには
  自分たちの身の回り、まず足元の地域で支えあうという視点と農業は柔軟
  な考えで生産することが必要だと改めて感じてきた。」


賛助会員の平県議 祝辞

2.長井市長代理副市長 新野 潔氏
 「平成16年の設立以来環境や食育に取り組んできたことに深く敬意を
  表したい。総会資料から活動実態や、黒字経営、食の大切さ、市民が
  農に関わる意義など目的意識をしっかり持って取り組んでいることが
  見え、ご同慶の至りである。
  地産地消が長井市発展の核として全国に誇れるようになり、
  また、レインボープランの理念がまちづくりの原動力として浸透するよう
  更なる活躍を祈念する。」


長井市 新野副市長 祝辞
 
3.レインボープラン推進協議会会長 江口 忠博氏
 「市民農場の活動は、レインボープランの3つの柱である
 「土は命のみなもと・循環・ともに」の理念を体現している。
  世界は軸足が定まらない状況にあるが、このような時にこそ環境・農食
  などの課題は世代を超えて地域でいかに共有するかが重要なテーマなので
  あろう。市民農場は“地域循環”という長井の大看板の一翼を担って
  いるが、レインボープラン推進協議会も地域の課題として頑張るので
  皆さんも更に研鑽されて努力していただきたい。」




議長には、前中央地区女性の会会長の遠藤イチ子氏が選出され議事に入った。


 議 事

第1号議案 平成20年度事業報告について 
・農業研修生の受け入れは実現しなかったが、事務局(員)の補強ができたこと。
・栽培面積が29アール増え、トータルで100アールを超えたこと。
・ボランティアが年度間の入退で実質4名増加し45名になったこと。
・栽培面積の増加もあり、作付は前年より6品目増の25品目に達したこと。
・ボランティアの年間農作業従事時間数は、対前年比10パーセントの6600時間
・「はえぬき1等米」(レインボー認証米870kg)は、全量が学校給食米に
 向けられたこと。
・農業体験やレインボープランの視察者を受けいれ食農教育にも寄与したこと。
・その他特筆事項として
 1.山形県社会貢献活動促進基金の基金受入団体として登録されたこと。
 2.設立5周年記念事業を実施したこと。

第2号議案 平成20年度決算報告について  
・農産物の供給事業収入が700万円を越えたこと。
・寄付金が総額で232千円もあったこと。
・経営上、人件費に当る「ボランティア参加支援費」が230万円を超したこと。
・管理費が43万円だったこと。
・結果、経常収支差額が107万円を超し、前年に続き単年度黒字決算に
 なったこと。

「適正に処理されていた。」と監事から監査報告あり、質疑に入った。

意見として「田植えを生まれて初めて経験したが、田圃の暖ったかさを
経験してよかった。農場の事は、話を聞いただけで理解するのは大変
だったが、総会資料は要を得て簡潔、背景が良く分かって助かった。」

質問意見は以上。拍手により満場一致で第1号議案、第2号議案が承認された。


議長と執行部


意見を述べる会員

第3号議案 平成21年事業計画(案)について
・主な事業は前年どおり。重点事項として次の2事項を挙げた。
1.後継者育成と経営の充実をはかるため、管理部門と農業技術部門を
強化すること。
2.ボランティアの社会貢献意識の向上を図ること。

第4号議案 平成21年度予算案(案)について 
・生産物供給事業を、昨年に比べ50万円増の750万円として経常収入を
793万円、支出は730万円とし、長期借り入れ返済金に600万円を見込んだ
と説明。

議長は、第3号議案、第4号議案について質疑等を求めた。
  
・「事業計画にある『社会的弱者』という言葉は、障害を持つ方々が
  違和感を感じないか」
・「人をひとつの物差しに押し込み社会的弱者に追い込んでいくことに
  原因があると思う。問われなければならないのは、弾き飛ばされる
  人間が世界と有機的に繋がれなかったことだ。
  追い込まれた結果として、社会的弱者とは外国人、障害者、百姓などで
  あることに収斂されている。自立とは双方の関係性のなかにあり、
  この視点から探っていくことだ。」
との意見がだされた。

これに対し、事務局は「説明前段で、『この表現に課題はあるが』と
前置きしたが、定款の事業項目の一つに掲げてあるのでその整合性の中で
書いた。議案調整の場においてそのような考えが出なかったが、貴重な
ご意見としていただく。今後、具体的なご指導をいただければありがたい。」
と応えた。

また、関連意見として「子供に対して学童の誘拐や事故防止のために
『異常者』と言うのを教える時があるが、今話しに出たことを考え合わせて
勉強したい。」との発言があった。

以上のことから、事務局が次のとおり「平成21年度事業計画(案)」の一部
「不登校児や心身に障害を持つ社会的弱者に対し、・・・」を
「不登校児や心身に障害を持つ方々に対し、・・・」に一部修正を提案。
議長は、全員賛成の拍手を認め、修正案を決定した。
質問・意見等は以上のとおり。拍手により満場一致で第3号議案
(一部修正を含む)、及び第4号議案が承認された。

その他で「主たる事務所の移転について」次のとおり報告された。
・移転後の新住所:山形県長井市館町南15番45-6号
・移転前の住所:山形県長井市小出3432番地
以上、移転登記を3月中に行う。
※3月27日付けで登記を完了しました。

以上で議長拍手に送られ降壇。総会を終了しました。

総会終了後「流通最前線から見たレインボー野菜の位置付け」と題する
「ミニ講話」を、インショップをお願いしている地元スーパーの
「株式会社 うめや」社長 渡部俊二氏から伺いました。
また、終了後全員で茶話会を楽しみ交流を図りました。


ミニ講話の渡部社長


茶話会では心を一つに「ことしも元気でガンバロー」






 7月3日(木)宮城教育大付属中学校の2年生4名が、総合学習の
体験学習事業としてレインボープランを調査対象に選び長井市を訪れました。

 この事業は、同校が山形県村山と置賜両地区の生活文化、自然、産業、歴史
政治などから、その地域の気質や郷土愛を学び取ることをねらいとして、
生徒自身が設定した学習課題を実際に聞き取りや体験を通して解決しようと
158名が2泊3日の日程で実施したもの。

 この内、4名の生徒が、インターネットから情報を得て体験学習のテーマに
選んだレインボープランを、事前に調査項目を整理するなどしっかり勉強して
訪れてくれました。

 市民ガイドの説明の後、江口会長の案内でコンポストセンター、虹の駅
野川まなび館などを回り説明を受けたあと、NPO法人レインボープラン
市民農場で野菜の種まき作業を体験しました。
休憩には、キュウリのもぎ取りも体験、もぎ取ったキュウリをお土産に頂いて
満悦で帰られました。
また、伊佐沢地区では生産者の方々から交流会ももっていただきました。

 4名からは、その後、感想を添えた礼状が届きましたが、コンポストの
製造過程で発生する匂いへの受け止め方が単に「臭い」を、宝物への過程と
肯定的に捉えていたこと、レインボープランの「ともに」や人々に対する
「心の温かさ」を今後の部活動に活かしたい。そして土は命のみなもとに
感動をしたことなどがつづられていました。


指でチョンと軽く押しアナを開け、3粒の種を蒔きました


4日目ぐらいには発芽するよ!
指導役のボランティアと記念撮影


試食のレタスもキュウリも「とてもおいしい!」と笑顔(^^)
曲がったキュウリもお土産でした


2008.09.10:rainbowコメント(0):[メモ/]

 山形県では、NPOなど社会貢献活動団体を支援するため今年度から
「山形県社会貢献基金」をスタートさせました。
この基金は、事業の趣旨に賛同する個人や企業の寄付金と県の拠出金で造成し、
審査を経て登録されたNPOなどに活動資金として助成されます。

 基金が受理する寄付金には、「一般寄付」、「団体支援寄付」、
「テーマ希望寄付」の3種類があります。このうち、「団体支援寄付」は、
あらかじめ「やまがた社会貢献基金」の登録団体(助成対象団体)として
登録された団体の中から、支援したい団体を希望して寄付することができます。

 市民農場では、予ねて生産の安定を図るための環境整備事業
(水田の畑地化を補強するための排水事業など)を進めたいと、 
前記の団体登録の申請をしていましたが、 このたび、この登録団体
(助成対象団体)として寄付金を頂ける団体(支援を受けることができる団体)
として登録されました。

 今後、「団体支援寄付」としで当市民農場を希望してご寄付をいただくと、
当農場の提出する事業計画の審査を経て基金から助成していただけることに
なります。ぜひご検討のうえご支援下さるようお願いいたします。

 なお、この基金へ寄付される山形県内の方には、寄附金の額に応じて、
税金の軽減など税制の優遇措置が適用されます。

詳しくは、 「山形県社会貢献基金」のURL
http://www.pref.yamagata.jp/kifu/)を参考にしてください。


 6月25日夜、館町公民館で恒例の早苗振り会を開きました。
参加者は会員、賛助会員、ボランティアの皆さんで26名。
レインボープラン推進協議会から江口会長に代わって今年から事務局長に
就任された小林美和子さんが出席、ご挨拶を頂きました。

 竹田会長が挨拶で、日ごろのご支援・活動に深謝と今年の生産販売概況を
説明されました。その中で、「イチゴの生育が芳しくなく、販売額にも
影響したが、作物栽培はさまざまな要因で期待通りにならないことがある。
原因を見極め今後の生産に役立てていく。なお、今年から日の出町地内の畑
30アールほどを暫定的にお借りした。栽培面積も増え農作業や栽培管理に
ご苦労をかけるが農場の経営にも寄与することになるのでよろしくお願い
したい」と話されました。

 宴会に先立ち、今年から会員になられた平吹京子さんから農作業と
健康管理に関するミニ講話を頂きました。平吹さんは、東京都杉並区役所で
区民の保健を担当されたベテランで、定年退職でご主人と長井に転居された方。
農作業には途中で時々水を補給することと、ストレッチをすることなど楽しく
話され、皆さんから大きな拍手を頂いていました。
宴会は、例年通り会員相互の交流が盛大に行われ有意義な早苗振り会に
なりました。


挨拶する竹田会長


来賓の小林事務局長さん


ミニ講話の平吹京子さん


宴会は農場の新鮮野菜を肴に・・・盛り上がりました