レインボープラン推進協議会

レインボープラン推進協議会
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 3月26日、年度末に急きょ推進協議会の役員会が開かれました。
これは、行財政改革の一環として、新年度から市役所が担当していた
「推進協議会の事務局」を市役所(行政)の外に移すことが市の
平成20年度事業方針として市議会で議決されたことにより、
レインボープラン推進協議会の市民側がその事務局を継承するために
開かれたもの。

 この事務局の移管については、昨年から市役所内部で内々検討を
重ねておられたようだが、年明けから推進協議会側にも事業の円滑な
移転が行われるよう打診され、相互に具体的な検討を重ねてきたものです。

 役員会では、江口会長から今回の事務局移管決定までの経過が詳しく
説明され、具体的な事業内容とこれに係る事業費については行政事務局から
説明がありました。

 事業については、市当局との協議の結果、基本的にこれまでの事業を
継続することに加え、レインボープランを更なる市の活性化につなげるため、
環境や農業、更には長井市の協働のまちづくりに視点を当てた
「修学旅行の受入」や「体験観光」についても事業展開を期待するものと
なっておりました。予算については、人件費、事務所費、事業費など総額で
500万円を補助金として支出され、これに自前の予算を加えて新年度の
事業計画が作られることの提案がなされ、原案通り決定されました。
なお、推進協議会の事業計画と予算は新年度の総会で改めて提案されることに
なりました。

これにより、推進協議会発足以来、行政が事務局を担当する
「住民との協働事業」のシンボルとして高い評価を得てきた
レインボープランの推進形態が、形の上でバランスを崩したことになり、
今後に課題を残すことになりました。しかし、行政側からは今回の対応は
真にやむを得ない措置となったが、コンポストセンターの運営、議会対応、
行政としての対外的な対応など基本的な行政対応事務・事業は継続し、
推進協議会と連携を密にしてレインボープランの推進に当たると強調して
いたことも明らかにされた。

最後に、短い期間に事務局移転の検討から一連の引継ぎ業務を担当した、
行政事務局のレインボープラン推進主幹ほか担当職員に対し、
役員一同からねぎらいの拍手が送られ閉会しました。


事務局移管決定までの経過を説明する江口会長


質疑が交わされた役員会


事務局(行政)に対し、移管作業とこれまでのご苦労に
役員から惜しみない拍手が送られました。

2008.07.11:rainbowコメント(0):[メモ/]

 レインボープラン推進協議会では、このたび「旬のレシピ集」を発行し
市内の保育園、幼稚園、公民館、児童センター、食生活改善推進協議会、
愛菜館、虹の駅などに配付しレインボープラン農産物の普及宣伝に一役
買いました。
 このレシピ集は、平成17年4月号から平成20年3月号までの3年間、
市報のレインボープランのコーナーに「旬のレシピ」として掲載されたものを
事務局が編集し作成したもの。
 レシピの原稿は、月毎に生産の最盛期を迎える野菜などを材料として
推進協議会の広報部会員である割烹「竹」の主人・安部巳喜男さんが試作を
重ねてつくりあげたもので、いわゆるプロのわざが伝授されていると好評。
「現物」は虹の駅に備えられています。


2008.07.11:rainbowコメント(0):[メモ/]

 レインボープランを支援しようと首都圏在住の方々で組織して下さった
「レインボー大使の会」一行が、3月8日、若林推進協議会副会長がリーダーに
なっている西根地区大豆転作組合の施設で「発芽玄米味噌」つくりに
挑戦しました。

 この日、原料大豆と発芽玄米併せて約240キログラムを仕込むまでの
一連の作業を体験しました。
余分な添加物を一切加えない本物の味噌つくりに、
「絶対うまいお味噌が出来る」と秋の仕上がりに期待を寄せていました。
なお、出来上がった味噌は、大使の会・会員に頒布される他、
「虹の駅」経由での予約販売も計画しているらしいとの情報をえた方々が
次々に申込み、今年は完売とのこと。
関係者は、レインボープラン認証大豆を原料とした「発芽玄米味噌」の
本格的な予約受付は、今育っている大豆を原料とした来年の味噌づくりから
始めたいと話していました。

2008.07.11:rainbowコメント(0):[メモ/]

 2月17日(日)、長井市老人福祉センターで『第11回寿限無講座』を
開催しました。今回のテーマは、「家庭でできる自然療法」。
講師は第2回寿限無講座〈H15,2月)で「食」について、講演して
いただいた川西町で自然農園を営む、阪本美苗氏。

 前段に「自然のルールで食べよう」というテーマでお話をお聴きしました。
身のまわりの食材、季節の食材を大切にし、穀物や野菜を中心にたべること。
添加物や白砂糖に注意することなどを教わりました。
後段の自然療法講座では、家庭でできるお母さんの優しい手当て法、
足浴の効用や方法、お腹や腰痛などへのコンニャク湿布、生姜オイル湿布、
発熱時の青菜枕や豆腐、パスターなど、身近なものを使用してのやさしい療法を
実演を交えながら楽しく学びました。
 
 参加者は当初の定員を超え、約40名。自然療法講座第2弾の希望も
寄せられ、大好評でした。

 なお、阪本氏は不耕起(土を耕さない)農法、無農薬、無化学肥料による
自然農を行いながら「食」・自然療法についての講演活動や料理教室等を
行っております。






2008.07.11:rainbowコメント(0):[メモ/]

 東京農業大学はこれまでもレインボープランの実態調査をされ、
貴重なデータをまとめていただくなど何度か長井市を訪問され
レインボープランを支援してくださった大学。
 このたび、その後のレインボープランを確かめたいと
3月10日から3日間にわたり、市役所、推進協議会、関係施設などを
回り詳細に聞き取り調査をなされたもの。

 立ち上げ当時からの主要メンバーだった現・市民農場の竹田理事長には
「2つのNPOが立ち上がったこと、認証制度が変わったことなど
進化している部分もあるので、市民の意識にどのような変化が
起きているのか前回のようなアンケート調査をやってみる価値が
ありそうだ」と調査に当たった北田準教授がその印象を語って
帰られました。


市民農場でヒアリングする北田準教授

 このたび、置賜農業共済組合が置賜管内のNPOなどに対し、
活動を支援するため寄付金を送ることにしたと2月26日役員が
当農場を訪ねてくれました。
「ご自由にお使いください」と多額のご寄付を頂いた竹田理事長は、
「思いがけないことでありがたいことだ、有効に使わせていただく」と
御礼を述べました。



(※NPO法人レインボープラン市民市場「虹の駅」も頂戴しております。)