レインボープラン推進協議会
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福島と長井をむすぶ“絆”循環プロジェクト『福幸ファーム』2年目スタート!
農産物を通して被災地とつながる「レインボープラン“絆”循環プロジェクト」の2年目がスタートしました。
NPO法人レインボープラン市民農場が主催するこのプロジェクトは、「福幸(ふっこう)ファーム」と名付けられた市内の田畑で、福島県からの避難者と長井市民、レインボープラン市民農場のボランティアがいっしょに安全・安心な野菜を生産し、福島県へ届ける取り組みです。避難者同士の、また避難者と長井市民の交流やコミュニティーづくりをしながら、復興を支援するねらいがあります。
今年3月の発売後すぐに完売となった清酒「甦る(よみがえる)」は、福幸ファームが作ったレインボープラン認証米「さわのはな」を原料に、福島県から移り住んだ蔵元が醸造したもの。長井市や福島県の人たちの「すぐ売り切れて残念、もっとたくさん作って!」という声にこたえようと、今年度は作付面積を倍増して原料米の栽培に取り組みます。
また、より多くの野菜を福島へ届けることができるよう栽培品目を増やすほか、福島県いわき市のNPOと連携して、農薬や化学肥料を使わずに綿花を栽培して世界規模のオーガニックコットン関連事業に参加する計画も進行中です。
福幸ファームで広報を担当している遠藤さんは、「震災後2年が経ち、避難者の放射能や今後の生活に対する考えも様々になっています。私は、自分のように避難生活を継続する人たちは、避難先住民の人たちとのつながりを育てていく時期にきたと思っています。福幸ファームでの新しいチャレンジをとおして、受け入れてくれている長井市の皆さんとのきずなも福島県とのきずなも深めていきたい」と、2年目の抱負を語りました。
去る5月14日に行われた夏野菜の定植作業では、初めて参加したという若い女性の姿も。新しいメンバーも増えてきましたが、事業を形にするにはまだ人手が足りません。遠藤さんらは「ぜひいっしょに楽しく汗を流してほしい」と、長井市民の参加を呼びかけています。
「初めての人も気軽に参加してくださ〜い」
広報ながい2013年6月1日号内「虹の郷発希望行き」掲載記事
2013.06.01:
rainbow
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新着情報
【5月1日更新】
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「レインボープラン推進委員・市民ガイドを募集しています
(レインボープラン推進協議会)
【3月29日更新】
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「子どもたちのいのちと食」寿限無講座が開催されました
(レインボープラン推進協議会)
【3月29日更新】
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野菜パウダーを使ったお菓子づくり親子体験教室を開催しました!
(レインボープラン推進協議会)
【3月5日更新】
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いのちをつなごう〜被災地との絆が甦らせた長井の名酒
(レインボープラン推進協議会)
【2月8日更新】
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レインボー野菜パウダーを使った料理の試食会を開催しました
(レインボープラン推進協議会)
【2月4日更新】
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作ってみました、食べてみました、レインボー野菜パウダー
(レインボープラン推進協議会)
2013.05.01:
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「子どもたちのいのちと食」寿限無講座が開催されました
レインボープラン推進協議会では、市民の皆さんに食や環境への関心を高めてもらおうと平成15年から寿限無講座を開催しています。
18回目となる今回は3月10日、交流センターふらりを会場に「子どもたちのいのちと食」というテーマで開催されました。長井市学校給食共同調理場栄養教諭の佐藤朋江さんに「子どもたちの“いのち”と“食”を考える」と題してお話ししていただき、その後に、長井市内の学校で食べられている給食の試食を行いました。
佐藤先生は「朝食が大事ということを知っているだけでなく、実行することがいい一日につながる。そして継続が子どもの未来へつながっていく」と話し、給食で提供されているご飯の食べ残しが多いことにも触れ、ご飯をしっかり食べてほしいと強調しました。
また、「豊かな時代だからこそ、もう一度「食」について考えてほしい。食べ残しが溢れる一方で、食べるものがなくいのちをつなぐことができない人々がたくさんいる。いのちを大切に思い、感謝することができる子どもたちを育んでいけたら」と調理場だより「いのち」に込めた思いを話しました。給食の試食では、レインボー野菜を使った学校給食メニューの試食が行われ、参加した子どもたちの「おいしい!おかわり!」の声が響きました。
参加者からは、「毎日の積み重ねが大事だと改めて思った」、「個食ではなく、家族で食べることが大切だと実感した」などの感想が聞かれました。
子どもの時に身についた食習慣は大人になってもなかなか変えられないもの。その意味でも、毎日の「食」が子どもの未来につながっているのではないでしょうか。家庭だけでなく、学校や地域ぐるみで子どもたちの「食」を育んでいきたいものです。
おいしいとの声が飛び交った給食メニューの試食
広報ながい 2013年4月1日号内「虹の郷発希望行き」掲載記事
2013.03.29:
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野菜パウダーを使ったお菓子づくり親子体験教室を開催しました!
3月16日・17日に豊田地区公民館で、「野菜パウダーを使ったお菓子づくり親子体験教室」を開催しました。2日間で70人が参加し、「えだまめクレープ」と「かぼちゃクレープ」を作りました。先生は洋菓子店ブランドォレのパティシエ、小松龍侍さん。小松さんにはクレープのレシピを考案していただき、お菓子づくりが初めてのちびっ子にも、やさしく丁寧に教えていただきました。
クレープに使用した「えだまめ」と「かぼちゃ」のパウダーは、レインボー野菜を加工したもの。素材の風味や色を活かしつつ、もっと手軽にレインボー野菜を!との思いを込めて試作したものです。
飴細工も実演していただきました。やわらかい飴が、ぐにゅーっと曲がって形を変える様子に興味津々。
お母さんに手伝ってもらいながら生地を混ぜ混ぜ。結構、力が必要です。
お父さんも頑張っていますよ〜。
生地が焼けたら、飾りつけ。カスタードクリームも手作りしました!
うまくデコレーションできるかな?
かぼちゃとえだまめをトッピングして完成!
お待ちかねの試食タイム。みんな笑顔で「おいしいね」。
「一般家庭でも作りやすいように作業手順をアレンジしてお教えしました。ご家庭でも楽しんで作ってもらえればうれしいです。」と小松さん。
長井にお菓子屋さんを建てたいという子どもの頃の夢を実現させた小松さんは、参加した子どもたちにも夢を大切にしてほしいと話してくださいました。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました!
2013.03.29:
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いのちをつなごう〜被災地との絆が甦らせた長井の名酒
2月2日、長井に雪灯りのやさしい火がともる夕刻、福島から避難している方々と市民が手をつなぎ醸しだし、共に生産した新酒「甦る」の試飲会が開催されました。
会場には福幸ファームや避難者の皆さん、浪江町から避難し長井で閉鎖する酒蔵を引き継いで酒造りを再開した鈴木酒造さん、そして復興を支援する多くの市民が集いました。
その中の一人でプロジェクトメンバーの遠藤浩司さん(南相馬市出身)にプロジェクトを振り返ってもらいました。
「震災の翌日、原発事故を逃れ義理の父母、妻、息子の家族5人で長井に避難し、暮らすことになりました。子供の健康が一番の心配でした。被災一年目は福島のお得意様に請われ庭師として奔走し、2年目はレインボープランの命と食を未来の子供たちに届ける取組みに共感し、力になりたいと福幸プログラムに参加しました。」と遠藤さん。
栽培技術を学び、長井で育った野菜を故郷に届けたいと活動しましたが、被災地の流通は難しさが山積みでした。
ようやくいわき市のNPO団体とつながり、避難者の寄宿舎の子供たちに届けられるようになりました。
2年目はさわのはな倶楽部から種籾を分けていただき、苗づくり、草取り、刈り取りを行い、実った米は鈴木酒造さんへとバトンタッチされました。
長井の土と水、そしてさわのはなを使った初めての酒造りは、不安を覆し予想を上回る出来となりました。
遠藤さんは、「先日も南陽市で県内の被災者の集いがあり、福幸ファームの活動に共鳴し参加しようという仲間が増えました。被災はつらいこと。でも避難しなければこのつながりはできなかった。今年も続けますよ。」と話してくれました。
新酒は復興をめざす目指す方々の思いが一滴一滴に醸し出され、何とも言えないやさしいのど越しです。
思いやりや手をつなぐことで醸し出され甦ったお酒は、3月11日に福島と、長井の市民に届けられます。
福幸ファームのメンバーによる「さわのはな」の田植え
広報ながい 2013年3月1日号内「虹の郷発希望行き」掲載記事
2013.03.05:
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レインボー野菜パウダーを使った料理の試食会を開催しました
1月24日(木)、長井市保健センターで「野菜ソムリエによる講座&野菜パウダーの試食モニタリング会」を開催しました。
講師は、野菜ソムリエの樋渡由美さん。
樋渡さんには、えだまめ・にんじん・かぼちゃ、それぞれのパウダーを使った料理を9品考案していただきました。
■カニのマスカルポーネチーズ
えだまめ・にんじん・かぼちゃのパウダーをチーズに混ぜ込んでいます。
■えだまめのスフレ
えだまめパウダーを生地に使用しています。
■にんじんごはん
こちらは和風のメニュー。にんじんパウダーの色がきれいです。
■エビニラ焼売
中華の定番、焼売も野菜パウダーを使って一味違う仕上がりに。
えだまめパウダーを焼売の中身に使っています。
どれも創意工夫が凝らされた素晴らしいメニューです。拍手!パチパチ
野菜パウダーの風味や香りが活かされていると参加したみなさんからも大好評。
試食の後は、樋渡さんに野菜ソムリエとしての視点から、野菜パウダーの上手な使い方などをお話ししていただきました。
さすがプロ!と感じる専門的なお話し。参加者のみなさんも熱心に耳を傾けていました。
活発な意見交換も行われ、野菜パウダーの可能性を感じるとても有意義な試食会となり
ました。
2013.02.08:
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