レインボープラン推進協議会

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新人☆ケンジのレインボープラン体験記(最終回)

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。私がこのコーナーの記事を書いて、1年が経ちました。その間、レインボープランを見て感じたことを振り返ってみます。
「地域に根差した農業」「食の安心と安全」「環境」「土の健康」。レインボープランの始まった当初は、地域がそうした課題を抱えていた時代であり、どうにかしたいという強い想いがたくさんあったそうです。そのような思いを形にするために、いろいろな立場の人々が協力して、努力を重ねてレインボープランは生まれました。取り組みによって今では、十分にとは言えないまでも、安心・安全な農産物づくりを心がける生産者が増え、消費者も地元でとれた農産物を手に入れやすくなったのだろうと思います。
 しかし、いったん問題が解消され、ある程度普及してしまうと、その後がんばる意欲は落ちていきます。今、レインボープランはその時期に来ているのではないでしょうか。何かを創り上げていくことはすごくエネルギーのいることですが、創り上げたものを続けていくのも同じくらい大変で難しいことなのだと感じます。でも私は、きっと当たり前になってしまった何かこそ、大切にしなくてはいけないのだと思います。
 私たちが食べ物をいただくことで出る植物や動物の残さ、言わば、いのちのかけらを土に帰してあげる。そうやって、いのちを大切にしてきた長井市には多くの人々が取り組みを視察に来ます。若い世代、また海外からも長井に学びたいとやってきます。私も、レインボープランを支える市民の一人として、いのちを大切にする暮らしやまちとはどういうものか学び続けていこうと思います。
 みなさん、ご愛読ありがとうございました!!



 健康や美容によいとされる発酵食品のブームが続いていますね。「発酵」は微生物の働きによって物質が変化し、人間にとって有益に作用することです。発酵食品は、腸内の善玉菌を増やし、生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果を発揮すると言われています。長井市内でも製造されている納豆やみそ、醤油、日本酒などは発酵食品の代表選手ですね。
 食品ではありませんが、実はレインボープランたい肥も、自然の力である発酵の産物です。発酵食品が腸内細菌の働きを活発にするように、レインボープランたい肥は、土の中の微生物の働きを活発にして土の健康を増進する効果があります。
身体の健康づくりには発酵食品、そして、食べものを作る畑の健康のためには、食べもの(生ごみ)を発酵させて作ったレインボープランたい肥を取り入れてはいかがでしょうか?
 
レインボープランたい肥(コンポスト)は…
★長井市民どなたでも購入できます。
JA山形おきたま長井グリーンセンター(中道 TEL 84-2126)でお求めください。(10kg入袋・231円、バラ売り2625円/t) 
★投入量の目安は1坪(≒3.3�屐砲砲弔�7〜10�堋�度です。一度に大量投入せずに、様子を見ながら調節してください。
★堆肥が土になじむまでに1〜2週間かかります。投入後はよく耕運してください。
★化成肥料のような即効性はありません。作物の種類や生育状況などに応じた肥料を併用してください。
★単年では効果が見えにくいですが、数年間続けて使うと土壌改良が

レインボープランたい肥は、窒素、リン酸、カリウムのほか、鉄、亜鉛、銅、マンガンなどの微量要素も含まれ、総合的な養分補給に役立ちます。


〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記��〜
[ 虹の郷発 希望行き 第190号・市報ながい 2月1日号 ]

学校給食共同調理場を視察しました

長井市内の小・中学校で子どもたちが毎日食べている給食は、「長井市学校給食共同調理場」で調理されています。週2回出る米飯はレインボープラン認証米で、おかずにもできるだけレインボー野菜などの地場食材が使われています。
今回、野菜がどのように調理されているかを知り、今後の生産や納入に生かそうと、レインボー農産物の生産者や地場農産物の納入担当者らが同調理場を視察しました。
献立は「チキンクリームライス」。学校栄養教諭が作成したレシピをもとに、�螢縫奪灰�トラストの20名ほどのスタッフが約2400食を調理します。使用するレインボー野菜は白菜。生産者が学校給食のためにと丁寧に保存していたものです。
手際よく芯をくりぬいた白菜は、3回もの洗浄を経て手作業でカット。根元のシャキシャキ感や葉先のやわらかさを生かすよう切り方も工夫しています。チーフが「今日の白菜はやわらかいから、煮すぎないで」とスタッフに指示します。きびきびと流れるようなチームプレーに、「一番おいしい状態で食べてもらいたい」というスタッフ全員の心意気が見えるようでした。
食材は国産を基本に添加物の少ないものを使うなど、味覚形成の大切な時期にある子どもたちに本物の味と素材を体験させたい、という思いが感じられます。また子どもたちが口にするものだけに気になる安全性についても、きめ細かな衛生管理が徹底されていることがわかりました。
「市や町が食を大切にしているかどうかは、学校給食に現れます」と、栄養教諭の山口薫さん。多くの人たちの力で安全なおいしい給食が提供されている長井市ですが、地場農産物の利用を増やすには課題も多く、生産者、納入者、行政など関係者の連携の促進、そして一層の市民の理解が求められています。


 ▲ 心を込めて調理されている学校給食

〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記�─�
[ 虹の郷発 希望行き 第189号・市報ながい 1月1日号 ]

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。
去る12月16日、西根地区公民館で開催された小学生向け講座「土曜らんど★レインボーカレー作り&ズーズーかるた体験」をレポートします。
 まず始めに、紙芝居「なまゴンの冒険」を上演し、レインボープランがどんな取り組みなのか学んでもらいました。
そしていよいよカレー作り。レインボーカレーは、「レインボー米粉カレールー」を使った長井市学校給食共同調理場のオリジナルメニューです。今回は、レインボー野菜をたっぷり使って作りました。子どもたちはみんなスタッフの注意をしっかり聞いて、イキイキと調理していました。
カレーを煮込んでいる間、長井弁を楽しく学べる「ズーズーかるた」やボードゲームを体験しました。「ズーズーかるた」体験では子どもたちは、大人も知らないような長井の方言を面白がって聞いては真似して口にしていました。
さて、カレーが煮えたら、お待ちかね「いただきます」の時間です。自分たちで作ったレインボーカレーはまた格別の味だったのでしょう。子どもたちは2杯3杯とおかわりして、お腹いっぱい食べていました。
 生ごみ→堆肥・土→野菜→生ごみ・・・というレインボープランの循環。今回の土曜らんどの体験は、「野菜〜生ごみ」の部分でしたが、子どもたちはその前後も想像してみたでしょうか。大人の皆さんも、野菜を調理するときにぜひ思いを巡らせてみてください。そして子どもたちに伝えてください。私たちの体は日々の食事で作られていること、野菜が土から作られること。その土の健康を守るということは命をまもることだ、と。子どもたちが心豊かに生きていくために、きっと必要なことだと思います。



 ▲ 皮むきも包丁使いも上手にできたよ♪

〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記�А�
 [ 虹の郷発 希望行き 第188号・市報ながい 12月1日号 ]

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。
去る11月18日、道の駅川のみなと長井で、『レインボープラン20周年記念 ささやかな収穫感謝祭2017』が開催されました。
 会場には、市内のお子さんたちが色を塗ってくれた色とりどりのレインボー王子のぬり絵作品100点余りが展示され、とてもにぎやかでした。ボランティアスタッフが振る舞うつきたてのもちやレインボー汁は、もち米も具材もレインボーづくしで、集まった家族連れなどの皆さんがおいしそうにほおばっていました。レインボー野菜とレインボーみそで仕立てた「レインボー汁」を私も頂きましたが、冷えた体にしみわたり幸せな気分になりました。
 私はレインボープランのことを勉強し始めてまだ一年ばかりで、これまでの20年間にどんな「想い」や「歴史」が詰まっているのかよく分かりません。でもきっと、レインボープランに近く寄り添ってきた人たちはもちろん、会場に集まった皆さん、また来場できなかった多くの人たちも、レインボープランと歩んできた道を思い返していたのではないでしょうか。夜遅くまで机を囲んで話し合った日々があったり、それまで生産者と交流のなかった人が生産者と話す機会を持つようになったり、食べる人の顔を思い浮かべて作物を作るようになったり、食べ物や農業や環境のことを前より考えるようになったり、それぞれの人にそれぞれのレインボープランがあったのだろうな、と思います。レインボープランが始まったころには子どもだった大人たちや、生まれたときからレインボープランがある今の子どもたちにも、レインボープランとの歴史が作られていくのだろうと思います。
 この先のレインボープランの歩みを、私も一市民として協力しながら見守っていきたいです。


▲レインボー王子も登場して、くじ引きのお手伝い 

〜新人☆ケンジのレインボープラン体験記�Α�
 [ 虹の郷発 希望行き 第187号・市報ながい 11月1日号 ]

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。
今回は夏に手伝わせてもらった、ミニトマトの収穫作業について報告しようと思います。お店に並ぶきれいなミニトマトたちはどうやってお店に届くのでしょうか。
 ビニールハウスの奥までずら〜っと立ち並ぶミニトマトたち。その実を収穫するのは想像以上に大変な仕事だ。効率よく収穫するために、人を集めて2〜3棟分をいっせいに収穫する。1棟のビニールハウスには4列ミニトマトが植えられている。しっかり数えたことはないけれど、1列に15株は植えられているとして、1棟に60株のミニトマト、3棟ともなれば180株か、いや、おそらくもっと多い。それを暑い暑い、時には40度を超える夏のビニールハウスの中で、汗を流しながら収穫する。
 這い回る枝、生い茂る葉っぱ、その中から見落とさないように、よく赤く色付いたミニトマトだけを収穫する。これは集中力が勝負だ。またミニトマトのヘタというのはただの飾りではなく、付いていることでトマトの鮮度を保つのだそうで、ヘタが取れないようにも注意しなければならない。漫然とやっていては、うっかりポロッと実だけ採れてしまう。収穫したミニトマトは大きさやキズ、ホシの有り無しなどで選り分けられ、重さを測ってパック詰めされ、出荷されていく。
 このように、土を耕す人、枝を整える人、収穫する人、選り分ける人、重さを測る人、パックに収める人…。ミニトマト1つとっても多くの手間が掛けられているのだ。
 私は普段、特に考えることなく、ただお金を払って品物を手に入れています。この夏のトマト収穫体験は私に「どのようにしてその品物があるのか」を考えるきっかけをくれました。いろんな人の頑張りが品物の奥に見えたなら、きっとより多くのものをもっと大切にできると思うのです。


秋になって、トマトもゆっくり色づくこの頃