柴田 聖一 | SEI SIBATA

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hさんオフィスで見かけたヒーリングCD
自宅には聴覚療法の本が数冊

聴覚療法。モーツアルト療法。トマティスメソッド。

トマティス博士の−音の子育て/篠原佳年
モーツァルト療法として知られるトマティスメソッドは、英会話学習で抜群の定評があるが、その効果は、英語耳を養成するだけのもなではない。今回著者が著した書『トマティス博士の−音の子育て』では、胎教から幼児・児童教育、学習障害などまで目に見えるほどの驚くべき効果があることを、たくさんの体験レポートで報告。これまでの英語耳養成だけでなく、妊娠中のストレスを癒し、安産に導き、幼児の才能を開花させ、学習・登校障害も改善してしまうなど、トマティスメソッドの成果と魅力、その理論をやさしく解説。小学生から英語教育が始まるこれからの時代に恰好の聴覚訓練法として、また、人間社会のさまざまなコミュニケーション問題を解決する方法として、注目されるその秘訣が分かる。


アルフレッド・トマティス博士

1920年オペラ歌手を父に生まれる。パリ大学医学部卒。耳鼻咽喉科、および音声医学を専門とする。
聴覚・心理・音声学国際協会会長。
アルフレッド・トマティス博士が開発した「電子耳」によるトレーニングは、大人が新たな外国語を学習する際に、大きな成果を生んできました。このトレーニングは、母親のお腹の中で聞いていた音を人工的につくりだし、それを聞くことから始めます。徐々に外の音に戻していくことにより、子どもが言語を習得するプロセスをシュミレートするものです。その結果、外国語を聞き取る能力を高めるだけでなく、発音もよくするという画期的な訓練です。
このトレーニングの基礎にある理論が、小さな時から聞き始めることが言語習得にとっていかに大切かを、はっきりと説明しています。
下図より、各言語が話されるとき、主に使用される周波数帯にズレがあるのが分かります。
日本語をきちんと聞き取るためには、250〜1500ヘルツくらいの音を聞き取る耳、つまり「日本人の耳」を必要とします。同様に、英語には「英語の耳」、フランス語には「フランスの耳」を必要とします。そしてこれらの「耳」は、幼児期までにほぼ完成されるということもわかってきました。ですから、すでに完成してしまった耳を持つ大人はこのズレのために、外国語を学ぶ際大変な努力を強いられるのです。
一方、生まれたての赤ちゃんの耳は、人間の話す全ての言語音に対して解放されています。つまり、“その後与えられる言語環境に従って、もっとも適した耳をつくっていくことができる”のです。大人が、失った周波数域を作り直そうと努力しなければならないのに対し、小さな子どもは、切り捨てるのをやめ。。。
2005.07.12:sei:count(1,637)
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