柴田 聖一 | SEI SIBATA

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先日の記事で紹介した【リーダーとしての説得力の3大要素】
アリストテレス先生の言葉を引用しアレンジを加えたものですが・・

今度は心理学者のアルバート・メラビアン先生の言葉を
ウィキペディアから引用します。
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7-38-55のルール(7%-38%-55% Rule)

1971年の著書『 Silent messages(邦題:非言語コミュニケーション)』における調査では、
メラビアンは次のような結論を出した。
まず、人と人とが直接顔を合わせるフェイス・トゥー・フェイス・コミュニケーションには
基本的に三つの要素があることである。

1.言語
2.声のトーン (聴覚)
3.身体言語(ボディーランゲージ) (視覚)

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三つのコミュニケーション要素が
7-38-55の割合で影響するという研究結果(3Vの法則/メラビアンの法則)です。

Visual=55%
Vocal=38%
Verbal=7%

言葉は7%、口調は38%、表情は55%の割合で
好感と反感に影響するというふうに解釈できます。

これって。。。
アリストテレス先生の論と重なると思いませんか?

1.エトス-----信頼/人徳/精神/品性---------->身体言語(ボディーランゲージ) (視覚)
2.パトス-----感情/熱意/感動/感性---------->声のトーン (聴覚)
3.ロゴス-----論理/言語/議論/理性---------->言語

好感度の上がりやすい人は
この三つのコミュニケーション要素を絶妙のバランスで
表現する事に長けている人と言えます。
反感を買いやすい人は、、、その反対?!


更に、仏教でいう【身口意(しんくい)】もまた、、、重なる。
使われ方も諸説あるが、密教では以下。

1.身-------手印(ムドラー)
2.口-------真言(マントラ)
3.意-------観想(メディテーション)

それにしても・・・

ギリシャ哲学と仏教と心理学
三つのコミュニケーション要素は見事に重なる。


1.エトス-----身-----身体言語
2.パトス-----口-----声のトーン
3.ロゴス-----意-----言語

会社のイメージアップも・・・
個人のイメージアップも・・・

ブランディングの基本(イロハ)は
三つのコミュニケーション要素のコントロールにあると
偉大なる先生方は教えてくれる。

高じて「メディア」「ミュージック」「メッセージ」という3要素とも
どうやら重なりそうだ・・・

更に高じて「アーキタイプ」「プロトタイプ」「ステレオタイプ」とも
重なる重なる・・・



2011.02.11:sei:count(3,547):[メモ/━━━・works]
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