柴田 聖一 | SEI SIBATA

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2000年のインタビュー

●ヤマガタン・コム 柴田聖一さん

 =「ヤマガタン・コム」を立ち上げたきっかけは。=

 ネット上で、純粋な山形のファンを増やそうと思ったのがきっかけです。サラリーマン時代、山形の魅力を再確認する仕事をする機会があって、山形が好きになりました。

 脱サラして数年たったころから、デジタル技術による社会の変化に注目していましたが、一九九五―九六年にかけて、インターネットを体験していくうちに「これは、自分が考えていた様々な企画を試せるチャンスだ」と感じました。自分で幾つかのホームページを開設したこともあり、ネット上で活動する「山形人」に興味を持つようになったのです。

 「ヤマガタン」は、だれでも自分をPRできる登録制の人脈データベースが大きな柱。ほかに草の根的に収集した方言集、お国自慢、有名人紹介などがあります。それから、山形人DJがラジオ番組風に日替わりでWEBビジネスの手法などを発信するメールマガジン「Web―DJ」なども始めました。

 =人脈データベースの現在の状況はどうですか。=

 利用者は、一カ月延べ一万人を超えるでしょう。データベースを公開している人は六百五十人を超えました。海外在住の人や、山形に縁もゆかりもない山形ファンからの登録もあります。自己紹介のほか、メールアドレス、出身地や在住地も公開しています。ハンドルネームではなく、本名を公開しているのも特徴です。

 この企画はある意味で挑戦でした。サイトを訪れた人同士が主役になれる場を提供できるかを試したかった。また、匿名性の強いインターネットの中で、果たして正々堂々と名前を名乗り、他人とコミュニケーションをとろうとする山形人がどれだけいるかも興味がありました。

 山形と縁のない人から「ヤマガタン」発行のメールマガジン読者に登録する人も増えてます。山形を情報化時代の「都会」にしたい。言い換えれば、情報の発信、集積の中心にしたいんです。

 =ネット上の「山形」の人口は増えていますか。=

 住所や立場にこだわらなければ、インターネット上の山形の人口は増えているのではないでしょうか。山形で生まれ育って今も住む人のほかに、県外に住む山形出身者や、山形に移り住んだ人もいます。こうした人が「ヤマガタン」などを利用して、地図上で区分けされた山形とは別の地域社会を作っている。

 ネット上では、実社会の「儀礼」を乗り越え、すぐに本題に入れるスピードがあって、活発に「出会いの場」を設定できるのが大きな利点と言えます。実社会ではこうした人脈形成の手段を探すのは難しい。趣味でも仕事でも、インターネットは新しい時間のリズムを教えてくれます。

     ◇

 インターネット上に「山形」を切り口としたホームページやメーリングリストが増えてきた。山形に関する情報が飛び交い、山形に興味を持つ人同士の交流が生まれている。そんな環境を提供している「仕掛け人」の話を聴いた。



2004.02.10:sei:[メモ/]
http://slowfood-yamagata.jp/

山形のスローフードとは?
伝統料理、郷土料理、家庭のおふくろの味、漬物、豆腐、魚料理、酢の物、味噌汁、消えゆく食材(しみ豆腐・しみ大根・じゅんさい・紅玉・さわのはな)日本酒では純米酒・吟醸酒・お燗酒‥‥‥ 秋の風物詩「芋煮会」、お蕎麦、フルーツ、山菜、きのこ、味噌、醤油など・・・
山形県は自然に恵まれた食料の供給基地で、四季に応じてさまざまな食材が産出されます。漬物のバラエティも目を見張るものがあり、山菜の豊富な事も自慢のひとつです。さくらんぼやラフランスのように山形県独特の果物もあります。お米も「はえぬき」の人気上昇と共に昔の人気品種「サワノハナ」や「亀の尾」の復活の話題も興味深いものがあります。そして地酒とくれば、山形はこのところ技術的に高い水準を保ち、鑑評会でも金賞入賞の蔵が多く注目を浴びています。 郷土料理も置賜、村山、最上、庄内と、それぞれの土地の伝統ある料理が数多く食通を堪能させています。しかしながら、次の世代の人々は地元の食材や料理より標準化された画一的なファストフードやインスタント食のほうを好む傾向にあり「食の貧困化」がますます心配されます。
日本全国にはびこるファストフードや、インスタント食一辺倒の食生活を、ここら辺で断ち切り、豊かで健康的な「スローフード」に関心を持って頂くよう、私たちの力で意識を変えて行こうではありませんか。

それは日頃から「食」に関心の強い、「食」に愛着を持つ私たちの責務ではないでしょうか。日本の食の健全な未来のためにスロースローと行動を起こしましょう。

※slowfood-yamagata.jpより引用
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2004.01.10:sei:[メモ/]
ロゴ&マークデザインの助っ人....それが「ロゴ助」です。瞬発力と気前の良いデザインワークでご奉仕します。情報化時代のデザインは、増え続ける情報量とスピードに負けない【瞬発力】が必要です。クオリティーを落とさず素早く納品する...これが「ロゴ助」の最大ポリシーです。

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2004.01.01:sei:[メモ/]