白川温泉白川荘

メモ
今朝はずいぶん冷え込みました。明方前は場所によってはこの時期には珍しく霜が降りたとの情報がありました。吐く息が白くなりましたので、間違いなく10度を割り込んでいました。夜明けと共に抜けるような青空が広がり、キーンと冷えた冷気がとても気持ちの良い朝でした。飯豊山も久々にすっきり見えました。残雪が少しずつ形を変えて、いよいよ飯豊山の夏山シーズン到来を迎えることになりますね。登山計画の方は是非白川荘をご用命下さい。お待ちしております。

淡いピンクのヒメサユリが咲き競う花園の一角に、ちょっぴり控えめに咲き始めの純白ヒメサユリが有りました。目立たず、おしとやかでいながら、どこと無く上品な姿はまるで里山の妖精でした。その数は極めて少ないです。
今月は純白の花に縁があります。

毎年、ここのおじいちゃんとおばあちゃんが1年間、手塩に掛けて育てているヒメサユリの花が、ことしも見事に開花しました。辺り一面に上品な香りが立ち込め、訪れる人を魅了します。今朝は東京からわざわざお出でになられた、ご年配のご婦人たちが、うっとりと眺めておられました。
今が八分咲きで、ここ10日間ほどが見ごろでしょう。
場所につきましては、全くの民家庭先なので、お問合せいただけば、ご案内いたします。

いま、中津川の野山はピンクのウツギの花が満開状態です。ところがなんと何と、純白のウツギの花を見つけました。こんな花があったんだーぁ。あまり綺麗なので2枝折らせてもらいました。半世紀ほど山々を見てきましたが、今日はわが人生のちょっとした大発見にわくわくドキドキ状態です。中津川の自然は奥が深い事を改めて知った一日でした。

山菜の王様「シオデ」も出始めました。なかなか採れないため、市場価格はずいぶん高いと聞きました。美味しい山菜料理はやっぱり白川荘。

中津川の各わらび園は、ただ今どこも大盛況です。このところの雨が幸いして、ワラビがニョキニョキ状態。今朝のお客さんは「あまりにも出ているので、もう気が狂いそう!」と叫びながら、園内に飛び込んでいきました。大勢のお客さんが、無我夢中でだだひたすら黙々と採り続けていました。1時間半後、満面の笑顔で戻って来たその姿は、持ちきれないほど沢山のワラビを手に「大満足」を連発していました。本当に良かったね。また来てね。