鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

当方見聞録 essay
ジャコバサボテンが咲きました。
この時期に咲くあたり、クリスマスカクタスという異名をとるのにもうなづけます。
花火を連想させる見事な咲きっぷりです。
万年青(おもと)が実りました。
慶長11年、徳川家康公が江戸城に入るとき、おもとを床の間に飾り入城したという古事があり、縁起のよい植物として知られています。
四季を通じて緑を保ち大きな葉が冬の寒さから赤い実を守り、何年も青々として子を増やし続け繁栄するからだそうです。
時期はずれですが、南天の花が咲きました。
実は真っ赤ですが花は白くて小さいです。
実を乾燥させれば咳止めになり、葉には殺菌効果があるのでお料理の飾りつけに使われたりします。
鈴の形の『アブチロン・チロリアンランプ』です。
赤く色づいたあと、中から黄色の花びらと軸が出てくる変り種です。
天狗のウチワのような葉が有名なヤツデですが、花はこんな風に咲くんです。
ただいま露天風呂(男性)にて満開です。

昆虫のなかだちで受粉が行われる虫媒花のため、花の周りにはハチやアブなど蜜を求める虫たちがひっきりなしにやってきます。
秋らしく実ものです。
フォックスフェイス、直訳すれば「キツネの顔」。
まさに黄色いキツネが並んでます。
朝10時の開店前に行列ができる『愛菜館』。
知る人ぞ知る生鮮食料品店です。
安さと新鮮さが地元の主婦に人気です。

場所は市役所の通り向かいでセブンイレブンの隣です。
小野川の佐藤豆腐屋さんのお豆腐もありますよ。
国道121号線沿いの風景です。
紅葉の並木道のあちこちに りんごの直売所が軒を連ねます。
このまままっすぐ進めば小野川温泉ですよ。
飯豊町の井上さんが育てたパンジー。
大きなものも小さなものも綺麗で心が和みます。
鮮やかな蝶が舞うようにパンジーが、玄関でお客様をお出迎えいたします。