鈴鳴草子 〜鈴の宿 登府屋旅館〜

紀宮様のご婚約内定ということで、ご皇室にまつわる鈴です。

皇太子様と雅子様の御成婚は平成3年のこと。
そのときの記念に作られた土鈴です。
皇太子様は紫の儀服、雅子様は十二単です。
秋らしく実ものです。
フォックスフェイス、直訳すれば「キツネの顔」。
まさに黄色いキツネが並んでます。
秋の風物鈴、もうひとつ見つけちゃいました。
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」は正岡子規ですね。
奈良で入手した鈴です。
秋の風物鈴シリーズの最後は『くり』です。
うまくイガが外れて中から栗が出てきたって、うれしいですよね。
小野川の隣、簗沢(やなざわ)には観光栗園『麦わらぼうし』もありますよ。

ちなみに右のイガは本物です。
朝10時の開店前に行列ができる『愛菜館』。
知る人ぞ知る生鮮食料品店です。
安さと新鮮さが地元の主婦に人気です。

場所は市役所の通り向かいでセブンイレブンの隣です。
小野川の佐藤豆腐屋さんのお豆腐もありますよ。
実りの秋に山を歩けば、ツルにぶらさがっている あけびに出会います。
中をすくって食べると独特の甘さがあって、おいしいですよね。
この鈴は、そんなあけびの紫を見事に表現しています。
一番左下が土鈴です。

右側の2個は本物のあけびです。
撮影用に愛菜館にて入手しました。
国道121号線沿いの風景です。
紅葉の並木道のあちこちに りんごの直売所が軒を連ねます。
このまままっすぐ進めば小野川温泉ですよ。
飯豊町の井上さんが育てたパンジー。
大きなものも小さなものも綺麗で心が和みます。
鮮やかな蝶が舞うようにパンジーが、玄関でお客様をお出迎えいたします。
鈴をテーマに宿を営み、当館にも様々な鈴たちが集まってまいりました。鈴の散歩道では、古今東西、様々な鈴をご紹介いたします。

米沢の名物といえば、ABC。Aはアップル、りんごです。
今、米沢はりんごの収穫の最盛期です。
国道121号線を走れば、りんご農家の直売所が軒を連ねています。

フルーツ王国山形の米沢代表『りんご』。そんなりんごをかたどった秋の実りの土鈴です。