子供の防犯対策ねっと★inやまがた

村山市内で今月起きた小学生への声掛け事案で、児童たちの的確な行動と、素早い通報で解決に導いたとして、村山警察署は29日、楯岡小の女子児童5人を表彰。子どもたちからの届け出を受けて迅速に通報、保護した「子ども110番連絡所」の酒販売店店長の女性に感謝状を贈った。

表彰されたのは5年生3人と6年生2人。感謝状を受けたのは同市楯岡荒町2丁目、会社員田中真奈美さん(43)。児童たちは、今月19日午後2時半ごろ、2つのグループで下校していた途中、車を運転していた不審者から「家まで送ってあげる」などと相次いで声を掛けられた。誘いを断り、同署村山駅前交番と、子ども110番連絡所に駆け込み、髪形や年齢、車両ナンバーなどを連絡。子ども110番連絡所になっている店にいた田中さんは児童たちを保護し、素早く110番通報した。その不審者は35分後、酒気を帯びて車を運転していたとする道交法違反の現行犯で逮捕された。
児童たちは「まさか声を掛けられるとは思わなかった。学校での不審者からの声掛け事案に対する訓練に取り組んだおかげ」と振り返った。同小の大沼廣志校長は「不審者に対する訓練や子ども110番連絡所の点検と再整備、事案あるごとに担任のきめ細かな指導が実った」と話している。

表彰式では、島津光男署長が「知らない大人から声を掛けられたとき、誘いを断りすぐに通報してくれました。その勇気と正しい行動をたたえます」と児童5人に褒賞、田中さんには感謝状をそれぞれ贈った。

大変立派な子供たちに拍手したいと思います。そしてこの学校も防犯に熱心に取り組んでいたようで、そのことが子供たちに浸透していたこと、見習わなければならないと感じました。実際、うちの地域にもある子供110番の家ですが何のためにあるのか、やはりきちんと教えていく必要があると感じました。




ある日、娘が言いました。
それというのも雨の日のことでした。朝は晴れていたので娘は傘をもって行きませんでした。他の子も同様に持っていっていなかった子供が多く、何人かの子のお母さんは学校に迎えに行ったようでした。うちの娘と一緒に帰ってくるグループの子も迎えに来たようで、娘ともう一人の子と2人だけ傘を借りて歩いて帰ってきました。もう一人の子は途中で別れてしまい、娘は雨の中、一人で帰ってきたわけなのですが、その時お友達のお母さんが「雨だからおうちまで乗せていってあげる。」といったそうです。が、うちの娘はいつも私が口うるさくいっているせいか、ガンとして車に乗らなかったそうです。その話を聞いて私は「一人でなんて危ないじゃない。」と怒ってしまいました。
娘は「だってお友達のお母さんだって危ないかもしれないって・・・・」そういえば以前に園児の集団登園のときに安全に送っていくはずのお母さんが園児を殺してしまった事件がありました。それも数件隣のお友達のお母さん。たしか、そのニュースを見ながらそんな話をしたような気が・・・・
「どのお母さんが大丈夫で、どのお母さんがだめなのかわかんなかったから」と娘は答えました。「それはそうだ。お母さんだってわかんないもん。でも、そう思われたお母さんも悲しいでしょう。」「うん。だから言わなかったよ。」って^^でも、わかんなかったから乗らなかったと。ん〜ま、防犯意識が付いてきたと喜んでいいのかどうなのか。「でも、みんなが迎えにきて一人だけになっちゃったら、そっちのほうが危ないと思うよ。だから、そういう時は先生に言って家に電話ちょうだい。」「でも、途中で迎えに来る人もいるよ。」「そっか〜」
娘は娘なりに悩んだらしい。でも、お友達のお母さんはやっぱり信用しようよ。世の中、悪い人もいるけど、いい人のほうが絶対に多いんだからと。でも、やっぱり、私としては考えさせられました。これから梅雨に入るし、防犯もかねて雨の日は迎えに行くお母さんも多いみたいです。でも、うちはなるべく歩いて帰ってきて欲しいなと思っています。忍耐力をつけるためにも。でも、一人、一人とお友達が迎えに来て行ってしまうと一人になる可能性も。今度は乗せて言ってあげるって言ってくれたら甘えて乗せてきてもらって。後でお礼言うから。といいつつも一抹の不安はあるかも。
ま、そういったこともあって、梅雨に入る前に携帯を持たせた次第です。今度は一人になったらいつでも電話できるし、もし誰かのお母さんに乗せてもらうことになっても乗る前に一言「乗せていってもらう」って電話くれるように言いました。雨だとお母さんも心配だし、迎えにいったりしてすれ違うと悪いからと。
一応、昨日から学校に持たせています。娘から聞くと思ったほど同級生たちの「みせて〜」「かして〜」もなかったようで、これもまた一安心です。