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菅野晴夫(すがのはるお)癌病理学者



1925(大正14)年9月13日
山形県寒河江市出身

1947(昭和22)年3月旧制山形高等学校理科卒業。1951(昭和26)年東京大学医学部卒業。同病理学教室を経て、1965(昭和40)年癌研究会癌研究所に入り、1966(昭和41)年同病理部長1973(昭和48)年同所長となる。胃がん細胞の継代培養、上咽頭がんからのEBウイルスの検出、脱がん現象など、常にがん病理の最前線で活躍されている日本を代表するがん病理学者。1993(平成5)年7月から癌研究会癌研究所名誉所長。


「医学のあゆみ」第5土曜特集

予防医学のミレニアム
遺伝子診断の動向とそれに伴う問題点

菅野晴夫 編

■B5判 / 282頁

ゲノム,遺伝子研究の最前線を踏まえ,ミレニム医学(遺伝子診断)を広い立場から展望.さらに遺伝子診断の方策と技術的側面と将来,社会的・倫理的問題を明らかにし,個々の疾患の遺伝子研究と遺伝子診断の現況と将来を論じている.
生命体システムの破綻
生命体システムの破綻

がん・免疫疾患・老化・プリオン病
(財)加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリー

著者:菅野晴夫 /谷口維紹
出版社:講談社
サイズ:単行本/108p
発行年月:1997年08月
ISBN:4061536516

“破綻”という視点から生命体システムをとらえ直す。精妙につくり上げられた生命体システムの破綻は、がん、免疫疾患、老化など、さまざまな異常を引き起こす。生命科学最大の謎の一つである老化。そのモデル疾患であるウェルナー症候群について、先駆的研究を紹介。狂牛病やクロイツフェルト・ヤコブ病を引き起こすプリオンの謎について、研究の歴史的展開を含めて解説。

【目次】

1 遺伝子の動的安定性―それを支える分子機構/2 免疫システムの破綻/3 老化―生体システムの階層的破綻/4 感染性アミロイド

▼Yamagatan ver9

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