山寺芭蕉記念館

第31回文化セミナーが開催されました
 

11月2日(土) 江戸の「お勉強」
「芭蕉たち文学者はどうやって古典の知識を身に付けたのだろうか?」山本陽史 氏(山形大学名誉教授・放送大学山形学習センター長)を講師に迎え、芭蕉が人との関わりの中で知識を深めていったことなどを江戸時代を前期と後期に分けてお話をいただきました。芭蕉の亡くなる直前の蔵書が4部だったこと、また、江戸時代の庶民がどんな本をよんでいたのか、版本などに触れながら、大いに盛り上がった回となりました。
次回は、11月9日(土)の開催です。

 

11月9日(土)近世文学における芭蕉の位置

近世文学の代表的作品といえるにおける芭蕉の「奥の細道」について、原淳一郎氏(米沢女子短期大学教授)より講演いただきました。「奥の細道」を紀行文という観点で捉えると・・・。様々な視点からの解釈を聴くことができました。なるほど。

次回は、11月23日(土)の開催です。

 

11月23日(土)山形の山と版画

芭蕉が訪れた山形の山。江戸時代の出版物を取り上げ、その中で山形の山がどのように描かれたのか、佐藤琴氏(山形大学学術研究院教授)より講演いただきました。来年の大河ドラマの予備知識にもなる内容で、楽しく聞くことができました。


 

 

茶房 芭蕉堂でお抹茶を

茶房 芭蕉堂〔立礼席〕でお抹茶(菓子付)をお出ししております
立礼席なので腰を掛けて気軽にお茶を味わえます  

   

一服……500円〔菓子付〕(展示室観覧券とのセット券をお求めの場合770円〔入館料400  円込み〕)
場所……山寺芭蕉記念館 芭蕉堂
日時……開館日 10:30〜15:30 (市民茶会開催日を除く。)  
令和5年度開席日

    4月15日(土) 8月11日(金)
    4月20日(木) 8月12日(土)
    5月 3日(水) 9月30日(土)
    5月 4日(木) 10月28日(土)
    5月 5日(金) 10月29日(日)
    6月24日(土) 11月 3日(金)
    6月25日(日) 11月 4日(土)
    7月16日(日) 11月23日(木・祝)

 

茶房芭蕉堂の休席日は、本館談話室でお抹茶をいただくことができます。
  ― ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。―



         お抹茶に付くお菓子の一例(内容が変わる場合があります)
 

山形県天童温泉の紹介と各旅館のホームページへのリンク、天童の観光情報やイベント情報など、そして天童温泉をより詳しく知る為に温泉組合のこれからの取り組みや、女将からの一言PRなどを紹介しています。

http://www.tendoonsen.or.jp/access.html#ekibasya
山形県天童市の観光情報やイベント情報、特産品のフルーツや伝統工芸品の将棋駒、温泉宿、天童市の様々な情報をお知らせする天童市観光情報センターの公式サイトです。

http://bussan-tendo.gr.jp/
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特別展「江戸絵画の美― 絵師から文人・画人まで、その趣向と魅力 ―



  令和4年10月7日(金)〜11月23日(水・祝) 〔会期中無休〕

 江戸時代、絵画の世界では、室町時代より勢威を誇っていた狩野派が、
武断政治から文治政治へと変わってゆく時代の流れを受けて、従来の絢爛
な桃山絵画様式から、清雅で淡泊な江戸狩野様式に変化していきます。
一方、他の絵師たちの中には、自由な表現方法を取り入れ、新たな感覚で
描いた作品が見られるようになります。また、絵師以外の人が絵を描くこ
とも多くなり、学者などによる文人画といわれる分野の絵も多く描かれま
す。俳人松尾芭蕉も狩野派に学んだ絵師と交遊しつつ画技を習い、味わい
のある絵画作品を残しています。
 本展では、江戸時代の絵師・文人・俳人などの手になる様々な絵画を紹
介します。これらの作品を通して、江戸絵画の美とその魅力に触れていた
だければ幸いです。