最上義光歴史館

最上義光歴史館
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 今年は雪が少なくていいねぇ、などと言っていたら、多少は雪が降りまして。そんな日はさすがに来館者も少ないのですが、それでも連日、数名の外国の方が来館しています。雪の降らない地域の方が雪景色を求め蔵王などに行ったついでに、当館にも寄られているようです。山形駅から歩ける距離にあり、近くには山形市郷土館という絶好のフォトスポットもあるためですが、山形駅で若干お時間がある際には、是非お立ち寄りください。
 さて、駅から当館まで、少し回り道にはなりますが霞城公園を経由すればちょうどいい散歩道となり、今の季節はまさに「冬の散歩道」であります。さてこれで「ああ、あの曲ね」と浮かんでくる方は、きっと昭和フォーク世代の方かと。当時、ちょっと人が集まるような場所や部屋には(部室とかにも)フォークギターが置いてあり、テレビ番組では白いフォークギターがプレゼントされていた時代でしたが、私自身、ここでフォークについて語るには、あまりにも貧弱なフォーク体験しかなく、例えば「フォークの神様」岡林信康のこととか、「フォークの女王」ジョーン・バエズのことなどを語れと言われても、全くお手上げです。ちなみに「和製フォークの元祖」は高石友也だったんですね。♪ぼ〜くは、悲しい受験生ぃ〜、というあれです。まさしく今の季節にぴったりです。それにしても、ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞し、井上陽水が50周年記念ライブツアーで山形にも訪れるなど、当時、誰が想像したでしょうか。ということで、フォークについての蘊蓄は、この程度で許してください。
 さて、「冬の散歩道」ですが、これはサイモンとガーファンクルの4枚目のシングルで、原題は「A Hazy Shade of Winter」。直訳すれば「冬の霞んだ影」とでもなるのでしょうか(この曲のシングルCD(!!)の対訳には「どんよりとした冬の影にかすんでいる」とあります)。なんとなく山形城の別名「霞城」につながるような曲名でもあります。
 その歌詞は、人生の冬と希望を歌っている(ちょっと難解な歌詞)のですが、曲名にも歌詞の中にも「散歩道」という語はありません。まあ、原題にはない言葉を邦題に用いることはよくあるのですが。そう言えば、かつてビートルズブームの時、日本語のカヴァーがいくつか出されましたが、中でも名訳というか迷訳というか、「オブラディ・オブラダ」の歌詞にでてくる「Desmond」と「Molly」という人名を、「太郎」と「花子」と訳して歌っているのがありました(The Carnabeats)。かなり深い意訳です。
 ちなみに山形城を「霞城」と言うのは、北の「関ヶ原の戦い」とも言われる「長谷堂合戦」で、山形城の城郭が霞で隠れて見えなかったため「霞ケ城」とよばれたことに由来します。「霞ケ城」と呼ばれる城は全国にもあり、二本松城や丸亀城が有名です。二本松城は、春は桜が咲き乱れ城全体が霞に包まれたような景色になることから。一方、丸亀城は、合戦時の不利な状態になると大蛇が現れて霞を吹き城を隠した、という伝説に基づくそうです。これらに比べ山形城は単に、霞んで見えたから、ということですが、それで攻められずに済んだということで、「戦わずして勝つ」ことができた最強の城かと。
 ということで今回は、実際の霞城公園とその周辺の「冬の散歩道」の写真も何枚か掲載します。機会があれば、是非お散歩を。


(→ 裏館長日記へ)


山形駅から最上義光館までの道筋を簡単にご案内します。

↑ まずは「冬の散歩道」というと、こんな感じでしょうか。


↑ 山形駅西口を出て、霞城公園の南口に行くとこんな案内看板があります。
山形駅から当館までは、駅東口から線路沿いに行くのが最短ですが、
霞城公園(山形城跡)を経由していくといろいろ見ることができます。


霞城公園に隣接して山形新幹線「つばさ」が走ります。
時折、こんな銀色の旧型「つばさ」も走ります。


霞城公園の中に入ると山形城の本丸が見えます。
普段は空堀ですが、雪が降ると水を張ったようにも見えます。


霞城公園内には元は病院だった洋館(山形市郷土館)があります。
山形市内有数の写真スポットで、特に外国の方に人気です。


霞城公園の大手門の場所に最上義光の騎馬像があります。
雪が積もると、吹雪に向かっているような像に見えます。


霞城公園の大手門を抜けると、山形美術館の前にでます。
時価総額ん百億円の印象派の絵画が常設展示されています。


山形美術館の東側に隣接して最上義光歴史館があります。
山形城の御城印や百名城のスタンプもあります。
以上、山形駅から当館までの「冬の散歩道」でした。


《2024年1月の利用者アンケート集計結果》

 この集計結果は令和6年1月4日から同31日の間に入館した利用者を対象に行ったアンケートを集計したものです。

常設展示  (1/4 〜 1/31)
開館日数・・・・・・・・・・・・・24日間 
入館者数・・・・・・・・・・・・・1,018名
回答者数・・・・・・・・・・・・・20人


1.歴史館をどこで知りましたか??
(1)旅行雑誌・・・・・・・・・・・・・・・・0%
(2)歴史館のホームページ・・・・・・・・・・15%
(3)インターネット・・・・・・・・・・・・・10%
(4)新聞・テレビ・ラジオ等・・・・・・・・・0%
(5)広報やまがた・・・・・・・・・・・・・・0%
(6)知人から聞いた・・・・・・・・・・・・・10%
(7)以前から知っていた・・・・・・・・・・・25%
(8)観光案内所 (駅など)・・・・・・・・・・・5%
(9)通りがかり・・・・・・・・・・・・・・・25%
(10)その他・・・・・・・・・・・・・・・・・10%

2.歴史館の入館は何回目ですか??
(1)はじめて・・・・・・・・・・・・・・・・75%
(2)2回目・・・・・・・・・・・・・・・・・15%
(3)その他・・・・・・・・・・・・・・・・・10%

3.ご覧になられた感想
(1)内容はいかがでしたか??
   �‖臺僂茲�った・・・・・・・・・・・・・80%
   �△茲�った・・・・・・・・・・・・・・・20%
   ��ふつう・・・・・・・・・・・・・・・・0%
   �い弔泙蕕覆�った・・・・・・・・・・・・0%

(2)最上義光と最上家について??
   �,茲�わかった・・・・・・・・・・・・・70%
   �△錣�った・・・・・・・・・・・・・・・30%
   ��わからなかった・・・・・・・・・・・・0%
   �い匹舛蕕箸發い┐覆ぁΑΑΑΑΑΑΑΑΑΓ亜�

〜利用者の声〜

埼玉県春日部市 男性/30代
14年前にきたときは雪で歩けませんでしたが、本日は快晴でとてもよい

福島県福島市 男性/20代
ボランティアさんの案内でよくわかりました。

福島県福島市 女性/20代
ボランティアさんありがとう♡

神奈川県藤沢市 女性/50代
説明してくださった方が親切に教えて為になりました。

神奈川県藤沢市 男性/50代
説明を聞いて親しみをもつことができました。ありがとうございました。

山形市 女性/50代
説明がわかりやすくて興味深かった。時間があったので長く説明いただきありがとうございました。わかりやすかったです。

東京都新宿区 女性/40代
貴重な資料を通じて、山形の歴史を学べました。とても良い勉強ができました。どうもありがとうございました。

山形市 男性/7歳
もがみよしあきのことをしれてよかった。よくわかった。もっといっぱいいろんなのをおいてほしい。

山形市 女性/30代
子どもが好きでよく来ています。いつも楽しませてもらっています。クイズを何度もしていて覚えてしまうくらいです。内容やプレゼントに変化があるともっと楽しめるなと思いました。

宮城県仙台市 男性/30代
ガイドの方の説明が丁寧で大変分かりやすかったです。水彩画イメージしやすくてより興味が湧きました。来て良かったです。ありがとうございました。

神奈川県大和市 男性/50代
ガイドをしていただいて、ただ見ただけではわからなかったこと事をいろいろ知ることができ、大変勉強になって楽しかったです。興味と世界が広がりました。地域にも貢献された重要な方であることがよくわかりました。ボランティアさん、受付の方、本当にありがとうございました。おかげで山形のたびが大変印象深いものになりました。

徳島県徳島市 男性/20代
とても勉強になりました。義光公についてもっと調べて、いつかまた来たいと思います。

東京都杉並区 女性/70代
ボランティアさんのご案内ありがたかったです。私も東北なので、興味があり一度伺いたいと思っていました。以前は春、桜、余裕がなかったのですが、今回は、ゆっくり見学できました。

※当館サポーターの個人名は「ボランティア」または「ボランティアさん」に変更しています。
 昨年、山形市は2月8日を「ラーメンの日」に制定し、今年の2月1〜11日に「『山ラー』フェア」を開催しスタンプラリーやトークイベントなど行います。このフェアとあわせ、当館にもお立ち寄りいただければ幸いです。「食べてから観るか、観てから食べるか」、昔、そんな宣伝文句があり、いや、あれは「食べる」じゃなくて「読む」でしたか、失礼しました。
 さて、この「ラーメンの日」というのは、総務省の家計調査においてラーメンの世帯当たりの消費額が県庁所在地で日本一となり、山形市が「聖地宣言」を行ったことによるものです。2月8日というのは、その家計調査の発表時期にちなむものです。
 山形市にはその他にも日本一があり、まず「さといも」と「こんにゃく」。これは「芋煮」の材料であるためですが、なぜか「炭酸飲料」の消費量も日本一です。これが本当によくわからず、炭酸飲料が芋煮会のマストアイテムというわけでもなく、コーラの早飲み競争が山形で流行しているわけでもなく、どう消費されるのかナゾなのです。あと日本一としては「たけのこ」があるのですが、これもよくわからず、「孟宗汁」とか「土佐煮」とかを頻繁に食べるわけでもなく、ちょいと牛肉とともに煮物にしたりはしますが、それでも重量ベースで2位の新潟市の2倍以上、金額ベースで2位の京都市の1.5倍というのはどうしたことなのでしょうか。
 とにかくこういうことからすれば山形市は、「こんにゃくの聖地」でも「炭酸飲料の聖地」でも「たけのこの聖地」でもでもよかったとは思うのですが、さてはともあれ「ラーメンの聖地」を宣言したのです。
 さて、ここで問題は、「おすすめの店はどこ」ということですが、その前にそもそも「山形ラーメンとはどんなもの」ということが問題です。これを山形市民に問うても、きっと某局のチコちゃんに質問された人のようになるかもしれません。まず、スープは牛骨、豚骨、鶏ガラ、魚粉、貝だしとなんでもありで、麺も細いちぢれ麺から太いストレート麺まで、チャーシューは牛、豚そして鶏もありで、つまりなんでもありというのが山形ラーメンの特徴です。関係者はこれを「多様性」と言っていまして、なんか先端を行っている感じはします。これを横文字で言えば「ダイバーシティ・ラーメンシティ」とでもなるのかしらん。
 そのうえで、どこがおススメかと問われれば、ここは「ソバリエ」の教えが役に立ちます。この「ソバリエ」というのは、かつて山形は、ラーメン推しの前にソバ推しだった経過があり、そのときにソバの案内役として、ソムリエをもじって「ソバリエ」というのを養成しました。その山形のソバというのも、そば粉は晒し粉からひきぐるみ粉まで、辛いツユから甘いツユまで、切り方も太麺から細麺まで、店によってまちまちで、ラーメンと同様に「山形そば」の定義ができないのですが、「ソバリエ」はうまいまずいということは言わず、どんなそばが食べたいのかを聞いて、それに合ったそば店を紹介するのを役割とします。例えば、更科系の上品なそばであればあそこ、そばの風味豊かな田舎そばであればここ、とお薦めするのです。これをラーメンにも適用してはどうかと。実際、ラーメンソムリエというのがあるそうですが。
 さて、本職のソムリエは、その品種や産地などの知識とともに「ワインの言葉」というものを持っています。アロマはとか、ポディはとか、アタックがとか余韻がとか、いくつかのポイントとともに、例えば、「ブラックチェリーの色彩にコーヒーの香ばしさ」とか、さらには熟成した赤ワインには「濡れた子犬のような匂い」とか、石油臭がするリースリングワインには「キューピー人形の香り」とか表現するそうです。まあ、客の方はせっかくの説明をきいても、そのうち酔っぱらって赤や白さえもごっちゃになってしまうのですが。
 では、ラーメンをそんな言葉で表現したらどうでしょうか。「蔵王山系の伏流水がきらめく黄金色のスープに、のびやかに育った肉牛のアロマと、恵まれた大地の小麦の香りが漂う、山形のテロワールが生み出した一杯。アタックは優しく、しかしながらボディはコクがあり、もう一杯食べたくなる余韻がある。」という感じでしょうか。どんなラーメンなのかよくわかりませんが。



↑ 「山ラー」フェアとあわせ、当館にもお立ち寄りを。今年は雪が少ないのですが、先日の大寒波のときはご覧のとおりでした。雪景色の中でラーメンが楽しめるかも。

(→館長裏日記へ進む)